酉年に鳥のいる神社へ行き、運気を手に入れよう!

2016/12/31
放送作家 石橋アキ江

2017年は酉年。「トリ」は、“取り込む”につながると言われているので、「運気」も「お客様」も“取り込める”商売繁盛に繋がる年だと言われているます。ということで、酉年に鶏のいる神社へお参りに行って「良い運」を手にしてみては如何でしょうか。

 

そんな鶏について一つお話ししますと、神宮では、ニワトリが神の使い、神使(しんし)と言われています。そこで今回、ニワトリがいる神社をご紹介します。今年の初詣にいかがですか?

 

伊勢神宮 (三重県)

出典:http://www.isejingu.or.jp/


伊勢神宮の鶏は「神鶏(しんけい)」と呼ばれ、境内に放し飼いされています。20年ごとに行われる式年遷宮の、御神体を新しい正殿にお移しする「遷御の儀」では、「カケコー」と三度唱える「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」を合図に始まるほどだそうです。

 

石上神宮(奈良県)

出典:http://www.isonokami.jp/


日本最古の神社の一つとされ、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されている石上神社には、天然記念物とされている“長鳴鶏(ながなきどり)”の一種「東天紅(とうてんこう)」と「烏骨鶏(うこっけい)」、他にも珍しい鶏が棲息しているそうです。また石上神社には、御神鶏を陶器でかたどった「ご神鶏みくじ」があるそうです。

 

鷲宮神社(栃木県・埼玉県)

出典:http://www.washinomiyajinja.or.jp/


栃木県の鷲宮神社では、手水の水口が鶏。この神社には、鎌倉幕府の二代将軍源頼家が鶏肉と卵を断って祈願したところ、百日咳が回復したというエピソードがあります。また、「強卵式(ごうらんしき)」という珍しい行事がおこなわれています。また、埼玉の鷲宮神社では、灯篭に、雄鶏と雌鶏が仲良く並んでいます。鷲宮神社自体「お酉様の本社」として、鶏とゆかりの深い神社です。そのためか、境内では鶏が飼われています。

 

真清田神社(愛知県)

出典:https://www.facebook.com/%E7%9C%9F%E6%B8%85%E7%94%B0%E7%A5%9E%E7%A4%BE-467936156667862/


本殿・渡殿は平成18年に文化庁より国の登録有形文化財に指定。一般的な鶏だけでなく、鶏冠の色が黒くなった白や黒の鶏たちもいます。有名なのは一宮七夕祭りで、夜の提灯が非常に美しく見応えがあると、毎年約130万人が見物に訪れるのだそう。こちらも是非行ってみてください。

 

酉年に鶏のいる神社へ行き、よりパワーを注入してみては如何でしょうか?

 

 

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この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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