木枯らしが吹くような寒い日の食卓には、鍋料理が欠かせません。とはいえ、冷蔵庫を開けると前日の残ったおかずばかり。特に給料日前あたりになると豪華な食材を買う余裕もなく、鍋の食材がどんどんマンネリになりしょぼくなることはありませんか。
そこで今回は、残り物を一気に片付けるお助け食材”油揚げ”を使った、「残り物巾着」をご紹介。残り物を油揚げの中に入れるので、だしのうま味がじゅわ〜っと油揚げに染み渡る〜!しかも残り物がなくなるので、冷蔵庫もスッキリ。お腹も満腹になる巾着になりますよ。
懐の深さに脱帽したくなる「残り物巾着」レシピ
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[材料]
油揚げ
つまようじ
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[作り方]
1:油抜きをした油揚げを、1/2の大きさに切る。
2:両手でそっと開いて袋状にすれば完成!
- 3:コップの中に袋状の油揚げを入れ、巾着袋の1/3を目安に中身を入れ、つまようじで止めます。
冷蔵庫の片隅にあるもの、なんでも入れちゃいましょう!
袋状にした巾着の中に入れる残り物は、水分の少ないものなら何でもOK。冷凍食品は電子レンジなどで加熱してから、油揚げの中に入れましょう。それでは新たなおいしさを発見する巾着ワールドの数々を、ご覧ください〜♪
トマト&チーズで【残り物巾着】
ちょっとだけ残ったミニトマトにピザ用チーズをあわせた、イタリアン風の残り物巾着です。鍋のだしとトマト味が、意外とイケますよ。巾着の中はアツアツなので、ミニトマトやチーズでやけどしないように気をつけて!
餃子やシュウマイで【残り物巾着】
お弁当作りでちょっぴり残った餃子やシュウマイも、巾着袋に投入!小さめの餃子は1個、シュウマイは2〜3個入ります。巾着袋より大きいサイズの餃子は、1/2にカットしてから入れればOKです。
キムチ&納豆で【残り物巾着】
少し酸っぱくなったキムチも、納豆と合わせて巾着に入れてしまいましょう。納豆が苦手な人も、キムチと一緒なら食べやすい!ネバネバ&ピリ辛は、うまさの最強タッグです。
残ったうどんで【残り物巾着】
シメのうどんも、巾着に入れたらきつねうどん風!かつお節を一緒に巾着に入るのがコツです!
もち&練り梅で【残り物巾着】
定番のもち巾着には、梅干しをプラスしてみましょう。特にしょうゆ味のだし汁と、相性抜群!梅干しならではの酸味と香りが、鍋の隠し味になりますよ。
じゅわ〜っとおいしくなるために、しっかり油抜きを!
油揚げがだし汁を吸ってじゅわ〜っとおいしくなるコツは、しっかり油抜きをすること。ザルの上に置いた油揚げに熱湯を回しかけたり、油揚げにさっとお湯を通すことで、余分な油を取り除くことができます。
残り物巾着は、おでんにもぴったりです!北風が吹くたびに懐まで寂しくなりそうな時も、残り物巾着で乗り切りましょう♪