【WSTパーク世界選手権2025サンパウロ】スカイ・ブラウンが世界女王!長谷川瑞穂が準優勝、男子はエゴイツ・ビフエスカが2連勝

2026/03/10
放送作家 小嶋勝美
 
 
 
 
 
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2028年ロサンゼルスオリンピックへとつながる、ワールド・スケートボード・ツアー(以下WST)世界選手権2025パーク種目の決勝が3月8日にサンパウロで開催され、女子はオリンピック2大会連続銅メダリストのイギリス、スカイ・ブラウン(17歳)が制し、自身2度目の世界女王に輝いた(前回は2022年度)。
準優勝は長谷川瑞穂(15歳)、3位はアメリカのミナ・ステス(19歳)が表彰台入り。
パリオリンピック金メダリストのオーストラリア、アリサ・トルー(15歳)は4位。
オリンピック2大会銀メダリストの開心那(17歳)は決勝8位となった。
今大会は予選から天候に左右される中での開催となり、女子決勝は雨のためラン2本を終えた時点での最高得点で争われた。

※本来は昨年9月にワシントンDCで予定されていたが延期となったため、今大会が2025年度の世界選手権となる。

 
 
 
 
 
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男子はスペインのエゴイツ・ビフエスカ(15歳)が昨年6月のWSTワールドカップに続いて2連勝、自身初の世界王者に輝いた。
準優勝はブラジルのカラニ・コーニック(18歳)、3位はアメリカのトム・シャー(26歳)。
2023年世界王者のアメリカ、ギャビン・ボッガー(19歳)が7位。
オリンピック連覇のオーストラリア、キーガン・パルマー(22歳)は決勝8位に終わった

今大会、男子は日本勢の決勝進出者はいなかった。

【ワールドスケートランキング】

 
 
 
 
 
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3月9日時点、ワールドスケートのホームページに記載されている主なワールドスケートボーディングランキング順位は以下の通り。
※()内は大会前と大会後の順位

パーク女子
長谷川瑞穂(3位→1位)ライカ・ベンチュラ(2位→2位)草木ひなの(1位→3位)ナイア・ラソ(4位→4位)ナナ・タブレ(5位→5位)アリサ・トルー(7位→6位)スカイ・ブラウン(ランク外→7位)開心那(9位→10位)菅原芽衣(6位→11位)貝原あさひ(8位→12位)四十住さくら(15位→17位)菅原琉衣(28位→36位)小川希花(43位→47位)藤井雪凛(61位→62位)

 
 
 
 
 
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パーク男子
エゴイツ・ビフエスカ(1位→1位)カラニ・コーニック(10位→2位)ルイジ・チニ(6位→3位)アウグスト・アキオ(2位→4位)ペドロ・バロス(4位→5位)ビクター・ソルムンデ(3位→6位)アレッサンドロ・マッザーラ(5位→7位)トム・シャー(ランク外→8位)テイラー・ナイ(25位→9位)永原悠路(8位→10位)ハンプス・ウィンバーグ(7位→11位)ギー・クーリ(9位→13位)猪又凑哉(13位→18位)ギャビン・ボッガー(40位→21位)笹岡建介(24位→22位)キーガン・パルマー(ランク外→25位)天野太陽(19位→26位)テイト・カリュー(28位→30位)志治群青(33位→37位)櫻井壱世(42位→52位)

・WORLD SKATEホームページ上でワールドスケートボードランキング(WSR)の対象になっている大会は、過去18ヶ月間に行われた大会となっており、パークは今大会と「2025年ワールドカップ ローマ大会」「2024年ワールドスケートゲームズ・イタリア大会」3大会の合計ポイントが表記されている。
※現在はストリート、パークともワールドスケートゲームズイタリア大会(開催は2024年9月)の結果が加算されており、今後このポイントが抜けるとここからランキングは大きく変わる。
・ランキング上位8名は次回大会の予選が免除される。
※今大会のシード選手に関して。
今大会直前のワールドスケートランキングではなく、パークは昨年9月に予定されていた世界選手権の時のシード選手を元に選出されていると発表されている。

【WSTパークのルール】

 
 
 
 
 
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・WSTパーク種目は、45秒間コース内を自由に滑りながら技を披露するランを3本行い、決勝ではラン3本を終えた時点で上位の5名が4本目のラン(ゴールデンラン)を行い、4本の内のベストランで順位が決まる。

・技を失敗した時点で試技は中断、そこまでのトリックが採点される。

・5人の審査員が100点満点(小数点以下2桁まで)で採点をし、最高点と最低点を除いた3つの平均点で順位が争われる。

・段階的に年齢制限が設けられ、2025年は11歳以上。2026年は12歳以上。2027年は13歳以上。ロサンゼルスオリンピックが開催される2028年は14歳以上となる。
※各年の最低年齢は選手の正確な生年月日ではなく、誕生年に基づく。
要するに2014年12月31日までに生まれた選手はWSTへの参加資格があり、2015年1月1日以降に生まれた選手はWSTには参戦できないということになる。

・WSTには2種類のイベントがあり、ワールドカップと最もポイントを獲得できる、世界選手権がある。
各大会で得られるポイントによって、ワールドスケートランキングが決まるため、2028年ロス五輪までの期間中、WSTの大会で好成績を上げていくことがオリンピック出場には不可欠となる。

※パリオリンピックと明確に変わったところは、決勝のゴールデンラン方式と、年齢制限が設けられたところ。

【実力者が軒並み不調/予選&準々決勝】

WST世界選手権2025予選の映像

(YouTube:https://www.youtube.com/live/Tlrjbfn0mB8?si=eI5wud5iISbu1R3J)

女子予選、日本勢の模様を紹介。
小川希花はランでバックサイドテールスライドを決めきることができず、予選敗退。
菅原琉衣も予選で姿を消した。
日本勢は貝原あさひ(16位)、藤井雪凛(20位)が準々決勝に進出。

男子予選。
日本勢は高いオーリーto5-0で魅せた櫻井壱世(4位)、誰よりも高いボディージャーで度肝を抜いた笹岡建介(13位)、必殺のロデオ540志治群青(20位)、フロントサイドボンレスが光る天野太陽(23位)が予選を通過。
猪又凑哉が37位で、残念ながら予選敗退となった。

WST世界選手権2025準々決勝の映像

(YouTube:https://www.youtube.com/live/tYwh8TRWbEk?si=VIeZURl2ngxwN_nT)

女子準々決勝。
長谷川瑞穂が首位通過、他にも開心那(8位)、貝原あさひ(13位)、四十住さくら(16位)が準決勝進出を決める中、藤井雪凛、草木ひなの、菅原芽衣がフルメイクの滑りを見せることができず、準々決勝敗退となった。

男子準々決勝。
志治群青は1本目、得意のロデオ540を含めたフルメイクの滑りを見せたが残念ながら27位で準々決勝敗退、天野太陽も22位となりここで姿を消した。
他にも海外勢では、パリオリンピック銅メダリストのアウグスト・アキオやギー・クーリ、テイト・カリューといった実力勢がここで敗退。
日本勢は3位櫻井壱世、11位永原悠路、14位笹岡建介の3人が準決勝進出を決めた。

【天候に左右された/女子準決勝】

 
 
 
 
 
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雨で翌日に順延(決勝と同日開催)となった女子準決勝。
日本勢は長谷川瑞穂、開心那、貝原あさひ、四十住さくらが出場。
他にもパリオリンピック金メダリストで、日本人の母を持つオーストラリアのアリサ・トルー、同じく日本人の母を持ち、オリンピック2大会連続銅メダリストのイギリス、スカイ・ブラウンが出場。
順延となった試合の映像は確認できなかったが、2024年世界女王のブラジル、ライカ・ベンチュラ、フィンランドのヘイリ・シルビオ、東京オリンピック金メダリストの四十住さくらといった実力者がここで姿を消し、日本の貝原あさひも残念ながら準決勝敗退となった。

決勝に進出したのは…。
1位 アリサ・トルー(オーストラリア)-89.10
2位 スカイ・ブラウン(イギリス)-82.83
3位 長谷川 瑞穂(日本)-80.07
4位 ナナ・タブレ(フランス)-75.13
5位 ミナ・ステス(アメリカ)-74.30
6位 リリアン“リリー”・エリクソン(アメリカ)-73.30
7位 フリア・ベネデッティ(スペイン)-72.54
8位 開 心那(日本)-74.22
以上となり、8人中2人の日本勢が決勝に進出。

【日本勢は惜しくも決勝進出ならず/男子準決勝】

WST世界選手権2025男子パーク準決勝の映像(4時間53分あたりから)

(YouTube:https://www.youtube.com/live/fHmNzwhaCcU?si=-Gc-bdWy2ViZBhcg) 

準決勝、日本勢は笹岡建介と永原悠路がヒート1、櫻井壱世がヒート2に出場。

【ヒート1】
笹岡建介、1本目2本目ともミスがあり迎えた3本目。
ひときわ高さのあるボディージャー、ヒールフリップインディ、フロントサイドボンレス、バックサイド540、レインボーレールでバックサイドKグラインドなどを決めると、ラストはブラント キックフリップフェイキーをフルメイクし84.30点を獲得。

永原悠路、1本目2本目とも序盤でミス。
3本目も攻めの姿勢を崩すことなく、途中まで良い滑りを見せたが56.33点に終わった。

 
 
 
 
 
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【ヒート2】
櫻井壱世は左手を怪我したようで、コース内を滑ることなく準決勝を終えた。
最終的には笹岡建介と永原悠路も8位以内には届かず、惜しくも準決勝敗退。

以下、決勝進出者。
1位 ルイジ・チニ(ブラジル)-89.79
2位 カラニ・コーニック(ブラジル)-89.00
3位 エゴイツ・ビフエスカ(スペイン)-88.01
4位 キーガン・パルマー(オーストラリア)-87.54
5位 トム・シャー(アメリカ)-87.25
6位 キーファー・ウィルソン(オーストラリア)-87.20
7位 ギャビン・ボッガー(アメリカ)-87.00
8位 テイラー・ナイ(アメリカ)-86.16

【またしても天候に左右された/女子決勝】

WST世界選手権2025男女パーク決勝の映像

(YouTube:https://www.youtube.com/live/LBJwNZH-zCU?si=Mk8Zy1oG_QBrVCgE)

女子決勝はアリサ・トルー(オーストラリア)、スカイ・ブラウン(イギリス)、長谷川瑞穂(日本)、ナナ・タブレ(フランス)、ミナ・ステス(アメリカ)、リリアン“リリー”・エリクソン(アメリカ)、フリア・ベネデッティ(スペイン)、開心那(日本)で争われた。
以下、日本勢2人とアリサ・トルー、スカイ・ブラウンのランを紹介。

 
 
 
 
 
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ラン1本目。

[開心那]
バックサイドオーリー、バックサイド5-0グラインド、長い距離をバックサイドノーズグラインドでしっかり流しきると、リーンtoテール、フロントサイドテールスライド、ノーグラブのバックサイドキックフリップ、バックサイド5-0グラインド、レインボーレールでバックサイドボードスライド、コーナーでフロントサイドスミスグラインド。
その後、フロントノーズグラインドはトラックが外れてしまいフルメイクならず、61.00点。

これまで1本目から確実に決めてくるイメージだったが、今大会は雨でパークが濡れてはすぐに乾かしての繰り返しでコンディションが良くないと実況も言っていた。
特にコーピングでの高難度トリックが得意な開にとっては、パークコンディションの影響が他の選手よりも大きかったのかもしれない。

[長谷川瑞穂]
ロールインからいきなり高さのあるバックサイド540を決めると、テールグラブのバックサイドエア、アーリーウープのフロントサイド インディエア、ボディージャー、フロントサイドスミスグラインド、ボルケーノをメロングラブで越え、高さのあるフロントサイドエア、コーナーでフロントサイド50-50グラインド、オーリーアップのバックサイド50-50グラインド、バックサイドエア、バックサイド50-50グラインド、リーンtoテール、最後はレインボーレールでバックサイドボードスライドをフルメイクし、82.31点を獲得する。

[スカイ・ブラウン]
いきなりレインボーレール越えのキックフリップインディを決めると、スタイルの入ったフロントサイドのステイルフィッシュ、バックサイドテールスライド、さらにスタイルの入ったインバート、フロントサイドクレイルスライド、フロントサイド50-50グラインド、マドンナ、ノーズグラブ バックサイド540、アーリーウープのフロントサイド270インディエア、フロントサイド5-0グラインド、アーリーウープのバックサイドエア、メロングラブでギャップを超えてフルメイク。
全てのトリックで高さとスタイルを出し86.45点を獲得。

[アリサ・トルー]
スタートからボルケーノ越えのバックサイド360、マックツイストのコンボを決めると、コーナーをフロントサイドスミスグラインド、バックサイド50-50グラインド、バックサイド540、フロントサイド5-0グラインド、ジュードーエア、バックサイド5-0グラインド、トランスファーのマドンナ、オーリーアップのバックサイドリップスライド、フロントサイドノーズグラインド フェイキーで必勝スタンスに持ち込むと、ボルケーノ越えのスイッチバックサイド360を狙うが残念ながら失敗に終わる。
得点は69.78点。

 
 
 
 
 
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ラン2本目。

[暫定6位 開心那]
1本目でミスのあった、コーナーでフロントサイドスミスグラインドまでをしっかり決めると、その後はバックサイドディザスター、バックサイドオーリー、バックサイドエアを決めてフルメイクの滑りを見せる。
72.76点を獲得し、暫定4位に。

[暫定3位 長谷川瑞穂]
ロールインからコースに入ると、高さのあるジュードー540を決める。
テールグラブのバックサイドエア、アーリーウープのフロントサイド インディエア、ボディージャー、フロントサイドスミスグラインド、ボルケーノをメロングラブで越え、高さのあるフロントサイドエア、コーナーでフロントサイド50-50グラインド、オーリーアップのバックサイド50-50グラインド、バックサイドエア、バックサイド50-50グラインド、マドンナ、最後はレインボーレールでバックサイドボードスライドをフルメイク。
最初のバックサイド540を、前足を外して1回転半回るジュードー540に難易度を上げ、終盤のリーンtoテールを、こちらも前足を外して飛び上がるマドンナに難易度アップ。
84.36点を獲得し、暫定2位につける。

と、ここでまたもや雨が…。
雨が止むのを待ち、約2時間の中断後にスカイ・ブラウンから競技再開。

[暫定首位 スカイ・ブラウン]
ラストトリックをボルケーノ越えのメロングラブエアから、フロントサイド360に難易度を大幅に上げてフルメイク、88.16点を獲得してさらにリードを広げる。

[暫定8位 アリサ・トルー]
1本目にミスをしてしまった、ボルケーノ越えのスイッチバックサイド360をしっかり決めきり、最後はスイッチメロン フェイキーでフルメイク。
2種類の540と、スイッチトリックを交えた2種類のボルケーノ越え360トリックなどで80.06点を獲得し、ゴールデンラン(4本目)を行える暫定4位につける。

ラン3本目。

開がバックサイドキックフリップを失敗したところでまたしても雨…。
ラン2本終了時点でのスコアが最終結果となり、スカイ・ブラウンが優勝、長谷川瑞穂が準優勝、ミナ・ステスが3位になり、開心那は8位という結果になった。

【2人の新星が歴史に残る大接戦/男子パーク】

 
 
 
 
 
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男子決勝はルイジ・チニ(ブラジル)、カラニ・コーニック(ブラジル)、エゴイツ・ビフエスカ(スペイン)、キーガン・パルマー(オーストラリア)、トム・シャー(アメリカ)キーファー・ウィルソン(オーストラリア)、ギャビン・ボッガー(アメリカ)テイラー・ナイ(アメリカ)で争われた。

ここからは上位3人に注目して紹介する。

 
 
 
 
 
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トム・シャー、2本目のラン。
テールグラブ540、バックサイドオーリー、フロントサイドフィーブルグラインド、ステイルフィッシュ360でボルケーノを越え、バックサイド540、フロントサイド50-50グラインド、オーリーアップのフロントサイドテールスライド、フロントサイドオーリー、キックフリップインディ、アーリーウープインディ360でボルケーノを越え、アーリーウープフロントサイドエア、フロントサイドブラント、オーリーアップのフロントサイドスミスグラインド、最後はレインボーレールでフロントサイド180スイッチKグラインドをフルメイクし、90.51点を獲得。

3本目はフルメイクできず、暫定3位で迎えた4本目(ゴールデンラン)。
アーリーウープのフロントサイドリップスライドを加えて、難易度を上げたランを見せるが、最後にレインボーレールでのフロントサイド180スイッチKグラインドをミス(そもそもタイムオーバーだったが)、それでも90.45点という高得点。
ラストが決まれば優勝もある素晴らしいランだったが、スコアを伸ばすことはできず、3位でフィニッシュした。

 
 
 
 
 
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パーク強豪国、ブラジルの新星、カラニ・コーニック。
2本目に91.66点を獲得し暫定2位につけると、4本目(ゴールデンラン)でさらにスコアを上げたランに挑む。

フロントサイドエア、アーリーウープのインディエア、キックフリップインディ、バックサイドリップスライド、バックサイドスミスグラインド、フロントサイドブラント、ノーズグラインド、フロントサイド5-0グラインド、レインボーレールでバックサイドスミスグラインド、バックサイド540、インディ540、バックサイドオーリー、バックサイドテールスライド、ボルケーノ越えのバックサイドキックフリップ インディをフルメイク。
94.80点を獲得して、暫定首位に立つとブラジルの観客は大歓喜。
見ている誰もが彼の優勝を確信したが、スペインの若きエース、エゴイツ・ビフエスカはただ1人集中を切らさなかった。

 
 
 
 
 
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エゴイツ・ビフエスカ。
2本目に92.28点を叩き出し暫定首位に立つが、ブラジルのカラニ・コーニックが4本目に素晴らしいラン(94.80点)を披露し、逆転を許してしまう。

ブラジルの観客が歓喜に沸き立つ中、迎えた4本目。
ボルケーノを大きく越えるバックサイド270キックフリップ、コーナーをフロントサイドノーズグラインド、ボルケーノでキックフリップインディ、バックサイドテールスライド ショービットアウト、バリアルキックフリップインディ、バックサイドリップスライド、バックサイドブラントスライド、ウェドル(ミュート)540、フロントサイドリップスライド、フロントサイド5-0グラインド。
ここでスタンスをスイッチに変え、ボルケーノでスイッチウェドル(ミュート)360、最後はフェイキー720をフルメイク。
95.83点を獲得し、大逆転。
ブラジル勢への大歓声で沸くアウェイの状況ながら、最後まで集中力を切らさなかったエゴイツ・ビフエスカがWST2連勝を挙げ、自身初の世界王者に輝いた。

優勝候補でもあるギャビン・ボッガーはボディバリアルディザスターなど、オリジナルトリックを決めるが、3本ともフルメイクの滑りを見せることができずに7位。
オリンピック連覇のキーガン・パルマーも3本ともフルメイクすることができず、8位に終わった。

【雨、雨、強風、雨!の世界選手権2025】

 
 
 
 
 
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度重なる雨、雨、雨そして強風で、競技は中断と順延の繰り返し…。
ストリート男子決勝は競技途中で大雨に見舞われ約5時間の中断、パーク女子決勝にいたっては雨で2時間の中断後、まさかの2本で最終結果に。

雨季のサンパウロ屋外で、雨風が大敵のスケートボードの世界選手権だなんて…という心の声が漏れまくりつつ、映像を見ていて思ったことは、今回ばかりはどんなに控えめに言っても、最悪のコンディションと言わざるを得ない状況で、選手達にとってはメンタルだけでなく、運も試される大会であったように感じた。

【WST世界選手権 2025パーク女子リザルト】

 
 
 
 
 
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1位 スカイ・ブラウン(イギリス)-88.16
2位 長谷川 瑞穂(日本)-84.36
3位 ミナ・ステス(アメリカ)-83.90
4位 アリサ・トルー(オーストラリア)-80.06
5位 ナナ・タブレ(フランス)-75.53
6位 フリア・ベネデッティ(スペイン)-73.86
7位 リリアン“リリー”・エリクソン(アメリカ)-73.13
8位 開 心那(日本)-72.76

【WST世界選手権 2025パーク男子リザルト】

 
 
 
 
 
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1位 エゴイツ・ビフエスカ(スペイン)-95.83
2位 カラニ・コーニック(ブラジル)-94.80
3位 トム・シャー(アメリカ)-90.51
4位 テイラー・ナイ(アメリカ)-88.50
5位 キーファー・ウィルソン(オーストラリア)-86.87
6位 ルイジ・チニ(ブラジル)-68.35
7位 ギャビン・ボッガー(アメリカ)-54.16
8位 キーガン・パルマー(オーストラリア)-39.65

文 小嶋勝美(スケートボード放送作家)

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この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

放送作家 小嶋勝美が書いた記事

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