ダート競馬の祭典“JBC”が、11月3日(金・祝)に東京シティ競馬(大井競馬場)で4年ぶりに開催される。これに伴い、10月29日(日)から11月3日(金・祝)にかけて、競馬場内ウマイルスクエアにて、グルメフェス「北海道なまらうまいもんキャンプ」も催されている。
特設会場には、北海道産の馬鈴薯を使用したコロッケやアイス付きの富良野メロンパン、十勝帯広の豚丼、牛乳とトウモロコシをふんだんに使ったオムライス、北海道発祥のスープカレーなど、人気北海道グルメのキッチンカーが日替わりで出店される。北海道のグルメやスイーツを堪能しながら、白熱したレースを観戦できるイベントとなっている。
今回、開催2日目にあたる10月30日(月)に、「北海道なまらうまいもんキャンプ」に出店していた「笑い豚」の「十勝帯広豚丼 温玉あり」と「ぽん屋」の「北海道産じゃがバター」を実食させてもらったので、そのレポートをお届けする。
さっそくやってきたのは、大井競馬場の北門(東京モノレール大井競馬場前駅徒歩2分、京急本線立会川駅徒歩11分)。「TOKYO CITY KEIBA」の看板がこちらを見下ろす。訪問時刻が18時頃だったこともあり、ラスベガスの繁華街を彷彿とさせるネオン感。レトロで落ち着きを感じさせる配色とキラキラが同居した華やかな看板にすでに胸が高鳴る。
グッズショップ「Champions TCK」には、普段使いしやすいスポーツタオルやタンブラー、JBC2023ロゴステッカー入りのレトルトカレーなど、JBCオリジナルグッズが限定販売されている。スポーツタオルは、鳥獣戯画を思わせる馬とジョッキーのイラストに部分的な色付けがされていて、斬新でおしゃれ。
本馬場へと歩を進める。ありきたりな表現になってしまうが、とにかく広くて大きい…!壮観な空間を前に、爽快な気分にならざるを得ない。ちょうど今回の開催からオーストラリア産の白い砂に新しく入れ替わったということで、新鮮な光景である。
ウマイルスクエアまで進んでいくと、イルミネーションが点灯しており幻想的。こちらで「北海道なまらうまいもんキャンプ」の料理を注文していく。
まずは、「笑い豚」の「十勝帯広豚丼 温玉あり」をいただく。手に持つとずっしりとボリューミーで、甘辛いタレを纏った大きく厚みのある豚肉が、溢れんばかりに盛り付けられている。口に含めれば、豚肉の旨味と濃いタレとご飯が味蕾を潤していく。温泉卵を絡めて食べると、コクが加わりもちろん美味しい。満足感の高い一品だった。
次に「ぽん屋」の「北海道産じゃがバター」を注文。「どうぞ〜」と差し出されたのは、こぶし2つ分くらいのサイズで、バターの香ばしい匂いが食欲を誘う。ほんのり甘い味わいで、口の中でホロリと崩れ落ちていく。思わず笑みがこぼれてしまうほどに美味しい。秋空の下でホクホクしながら食べると、幸せな気分になるのはなぜだろうか。
グルメフェスで出たごみは、分別して会場内に設置されたエコステーションへ。JBC当日の11月3日にエコステーションでごみの分別に協力してくれた方には、先着1,000名で「白い恋人」で有名なISHIYAの「美冬」(マロン・ブルーベリー・キャラメル)をプレゼントとのこと。環境保全に貢献できて、かつ、ミルフィーユをもらえるお腹にも地球にも優しい素敵な試みだ。
北海道グルメをいただいていたところ、本馬場で第6レースの出走案内が!せっかくなので、間近でレースを観戦。右コーナーから先頭馬が姿を現すと歓声が強まる。颯爽と駆け抜けていく勢いと迫力に圧倒された。
JBC 当日はレポートした「笑い豚」の豚丼のほか、イベント期間中最大の14 店舗が集結し、「四元豚しゅうまい」や「鶏ももザンギ」、「野菜10種のプレミアムベジタブルスープカレー」など、さまざまな北海道グルメを楽しめる。※レポートした「ぽん屋」の出店は、10月30日と11月2日のみ。
そのほかJBC当日はは、ジンギスカンの食べ放題コースが加わった「TCKバーベキューの庭」や、先着20,000名様へオリジナルリストバンドのプレゼントなどの場内イベントも同時開催。オンラインでも公式YouTubeライブ番組「ウマきゅん」のコラボ配信など、競馬場でも自宅でもJBCをより楽しむための仕掛けが多数用意されている。
競馬好きの方はもちろん、競馬初心者や子供連れのファミリーでも楽しめるイベントが盛りだくさんの内容になっているJBC。11月3日の予定が決まっていない方やお出かけスポットを探している方は、ぜひとも大井競馬場へ。熱気に満ちた“ダート競馬の祭典”を心ゆくまで堪能いただきたい。
■イベント情報
https://www.tokyocitykeiba.com/news/61145/
■JBC特設サイト
https://www.keiba.go.jp/jbc2023/