アメリカ・フロリダ州タンパにて現地時間11月9日〜11日にアマチュア最高峰のスケートボードコンテストTamapa AM 2018が開催され、世界中から集まったトップスケーター160人以上の中から青木 勇貴斗、池田大亮が決勝へ進出。
Instagramより @spottampa
決勝ではファーストランで92ポイントを叩き出した池田大亮が見事優勝!
国内デッキブランドHIBRID skateboardsのライダーが世界最高峰のアマチュアコンテストを制した。(今大会、池田大亮はPLAN Bのデッキを使用していた模様。もしかしたら…)
表彰式では日本チーム全員が表彰台に招かれ、毎年日本チームに付き添いDamn AM日本開催に導いたHIBRID skateboardsの早川大輔氏や、同じくDamn AM日本開催に貢献した飯田昭夫氏らがその貢献をたたえられた。
Tampa AMとは?
Instagramより@spottampa
アメリカ・フロリダ州タンパにて毎年開催され、アマチュアスケーターにとっては最大級のチャンスを掴むことが出来るコンテストです。
Tampa AMで活躍すると世界最高峰のスケートコンテストである、ストリートリーグへの出場チャンスを得られる為、毎年世界中から選び抜かれたスケーターたちがこのコンテストの為にタンパに集まります。
今大会の池田大亮の優勝は2001年に加藤大が3位に輝いて以来の快挙なのです!
※ 加藤大が3位に輝いたTampa AM 2001のハイライト(adidasのデニス ブセニッツ、Plan Bのクリス コールより上!)
国内デッキブランドのライダーが制するという快挙
実は今年ストリートリーグで優勝した堀米雄斗も、元々はHIBRID skateboardsのライダー。
この日は、5年前から堀米雄斗や池田大亮らをTampa AMに出場させるために動いてきたHIBRID skateboards代表の早川大輔さんの思いが叶った日でもあり、池田大亮を肩車しダイスケ・オン・ダイスケをメイクするなど、観ている者にまでその感動が伝わってきました。
ちなみに早川大輔さんのSNSによると、HIBRIDのデッキは本場アメリカでも販売されており、今後海外でさらなる人気を得ることになるかもしれません!
Tampa AM2018日本人選手の結果
ベストトリックコンテスト
2位 小鈴 大和
4位 戸倉 大鳳(タイホウ)
BRONSON SPEED KILLER AWARD
戸倉 大鳳
金曜オープン予選(161人中)○印は土曜予選進出
※1位はセミファイナル進出 2位から10位は次の予選へ進出
8位 戸倉 大鳳○
10位 山下 京之助○
16位 佐川 涼
19位 池田 大暉
45位 小鈴 大和
土曜予選(100人中)※オープン予選からの進出者以外は土曜予選からのシード。※佐川 涼は金曜予選16位だったがAJSA年間チャンピオンの為、出場権あり。○印はセミファイナル進出者
※1位はファイナル進出 2位から30位はセミファイナルへ進出
5位 池田 大亮○
22位 池 慧野巨(ケヤキ)○
23位 佐川 涼○
24位 本橋 瞭○
28位 根附 海龍○
29位 青木 勇貴斗○
44位 本郷 真太郎
60位 根岸 空
62位 星野 大喜
66位 山下 京之助
68位 戸倉 大鳳
72位 浦野 建隼
81位 佐々木 音憧(トア)
87位 佐々木 真那
100位 渡辺 雄斗
セミファイナル(33人中)
※上位10人がファイナル進出
4位 青木 勇貴斗○
6位 池田 大亮○
26位 本橋 瞭
28位 佐川 涼
29位 根附 海龍
31位 池 慧野巨
ファイナル
Instagramより@spottampa
1位 池田 大亮
2位 LUCAS ALVES
3位 ANGELO CARO
4位 GIOVANNI VIANNA
5位 GABRIEL FORTUNATO
6位 LUCAS RABELO
7位 JORGE SIMÕES
8位 MAURIO MCCOY
9位 青木 勇貴斗
10位 JUSTIN SOMMER
11位 MARSE FARMER
12位 ARTHUR CORDOVA
ちょっと気になるのコーナー
日本人にも聞き馴染みのあるタイガーバームが何故かTampa AMのスポンサーについていた事。
Tampa AM放送中のCMでは、実際にスケーターがステアを飛んで失敗するシーンの後にカカトにタイガーバームを塗ったらメイク出来た(んなアホな…)というCMが流れています。
大会中もタイガーバームのブースが出ていたようで、怪我をしたスケーターのケアをしていたのかは不明ですが、足にゴツめのサポーターをつけた女性と一緒にTampa AMホームページ写真のコーナーに掲載されていました。気になる。。。
筆者・小嶋 勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。