世界トップの女子スケーターたちが東京に集結!!“スケートエクスチェンジ”

2018/12/02
放送作家 小嶋勝美

12月1日に足立区のムラサキパーク東京にて世界トップクラスの女子スケーターが集まるイベント、スケートエクスチェンジ(The Skate Exchange)が開催され、ストリートリーグやX Gamesなどで活躍する女子スケーターたちを一目見ようと多くの人が会場に訪れた。

イベントは初心者向けのスケートレッスンから始まり、日本各地から招待された女子スケーターと有名トップスケーターがJam形式で争うコンテストや、サイン会が開かれるなど会場は大盛り上がりとなった。

スケートエクスチェンジ

WSA(Women's Skateboarding Alliance)の創立者であり、企画者の一人でもあるMimi KnoopさんのSNSによると…

「The Skate Exchange powered by JTB はスケートボードを通じた多様な文化の融合を目的としています。今回、WSAを中心に企画され世界のトッププロ女性スケーターが今年12月東京に集結、スケートボードで文化交流、国境を越えるフレンドシップをすすめていきます」とのこと。

今回のようなイベントだけでなく、女性で構成された撮影チームと共に東京を探検し、日本文化を体感したりもするようです。

今後の動きに注目ですね!

企画者の一人Mimi Knoopさん(真ん中)とジャッジ・MCの面々

コンテストの結果

1位 藤澤 虹々可(ななか)

2位 西村 碧莉

3位 Margielyn Didal

特別賞 Alexis Sablone

大盛り上がりのコンテストは、ガチのコンテストというよりは、あくまでスケーターもお客さんも一体になって楽しむ為のセッションでしたが、男子のトッププロが来日した時と引けを取らない盛り上がりを見せていました。

今年X Games初出場を果たし、メキメキと頭角を表している藤澤虹々可が見事優勝。制限時間内ギリギリで決めたバンクインの360ポップショービットで会場を大歓声に包んだ。

取材陣も大注目の西村碧莉・バックサイド リップスライド

今年のアジア大会や、Exposure 2018で優勝したMargielyn Didalはカーブボックスを中心に攻める! フロントサイド50-50キックフリップアウト

特別賞は果敢にキックフリップのバンク越えに挑戦し、最終的に見事メイクしたAlexis Sabloneが受賞!

サイン会ではスーパースターが間近に!

SNSのフォロワー数が36万人を超えるスカイ・ブラウン

Mariah DuranとSamarria Brevard

藤澤虹々可

囲み取材

取材陣の関心を一番に集めたのはやはりこの人!西村碧莉。TV各局のインタビューに堂々と対応していました。

常に自然体が魅力的なレイシー・ベイカー

スケートスタイルがとても美しく、今年ミネアポリスとシドニーで行われたX Gamesで2連覇を果たしたMariah Duran

X Games・ミネアポリス3位のAlexis SabloneとSamarria Brevard

2018年ストリートリーグ・ロンドン大会のチャンピオンJenn Soto

スケートボードの魅力

スケートエクスチェンジはスケートボードを通した文化交流・フレンドシップ・多様性を伝えるイベントとして開催されました。

個人的にスケートボードの魅力の一つに“プロもアマも同じ空間で同じセクションを滑ることが出来る”という点があると思います。

「あのプロはあそこのセクションで、あんな発想でトリックをやるのか」という驚きや、自分もチャレンジしてみようという距離感は、野球やサッカーなどでは味わえないものです。

一緒に滑ることで、言葉の壁を一瞬で越えることが出来るスケートボード。今回のイベントは、そんなスケートボードの素晴らしさを改めて体感できたイベントでした。

 

写真・文 小嶋 勝美

スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。

約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。

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放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

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