美しすぎて麒麟・川島、壇蜜もため息。天野喜孝氏が描く日蓮降誕800年記念の法華経画お披露目

2021/02/16
マガジンサミット編集部

日蓮宗(東京都大田区 宗務総長:中川法政)が、日蓮聖人降誕800年を記念し法華経の世界観を後世に伝える事業の一環として、世界的イラストレーターの天野喜孝氏に法華経画の制作を依頼。その完成披露会が12日に都内で開催されました。

会場には天野氏ならではの幻想的で緻密なタッチで描かれた法華経画(高さ1890㎜幅1510㎜厚さ約90㎜)とともに、現代を生きる我々が抱える課題=SDGsの17の目標にも通じる法華経の数々の教えをテーマに、人気漫画家・イラストレーターらが描いた17種類のアートワーク「日蓮宗×SDGs」もお披露目されました。

また、スペシャルゲストとして麒麟の川島明さんと壇蜜さんが登壇し、天野氏らと「法華経画」の完成を祝い、法華経の教えや世界観についてのトークセッションを繰り広げました。

天野流「法華経・曼荼羅図」完成

日蓮宗 責任役員 伝道部長の関 本城氏は「難しく捉えられがちな法華経の教えを分かりやすく伝えたい」という趣旨のもと、言葉だけでなく“目と心”で感じられる教え(世界感)をドラマチックに表現できる作家として、ゲーム「FF(ファイナルファンタジー)」のイメージキャラクターデザインなどを手掛ける天野氏に依頼。

天野氏は「さまざまな絵師が描いているテーマを僕が描けるのか不安はあったけれど、最終的には分からないながらにも自分が感じたように描いてみよう」と法華経を学びつつ自身の解釈を交え、神々をキャラクター化し親しみがもてるような法華経画を1年かけて完成させました。

まさに「ファイナルファンタジー」世代“ど真ん中”というゲストふたりは、完成した法華経画を前に、壇蜜さんが「神通力を絵から感じゾワッといています!」、川島さんは「圧倒されるし、描かれた神々に親しみを感じて、神様について興味がもてる」と感激もひとしお。

さらに川島さんは、日蓮聖人降誕の地である「大本山小湊誕生寺宝物館」(千葉県鴨川市)にて2月16日・17日の2日間限定で開催される一般公開(観覧無料)で音声ガイドを担当しており、「尊敬する天野さんの作品にナレーションなんて恐れ多くて。一日中、のど飴をなめ続けて喉を仕上げて収録した」と緊張したエピソードを披露しました。

SDGs17の目標とコラボレーションも

お披露目会の後半には、法華経の世界観を分かりやすく“イマ”に伝えるため、SDGsの17目標を17の神々にあてはめ日蓮聖人の言葉(教え)を描いた、人気漫画家・イラストレーター達によるアートワークを紹介。

今回、日蓮聖人降誕を記念した取り組みの一環として、それぞれの作品のテーマに沿う仏様・神様の教えを訳した“日蓮聖人のお言葉”を、さらに現代人にもわかりやすく伝えるため“キャッチコピー”化をする一般応募、800 年後まで残る「世界を変えるキャッチコピー大賞」を展開しており、川島さん、壇蜜さんらもキャッチコピーづくりに挑戦しました。

写真)SDGs 5番「ジェンダー平等を実現しよう」のキャッチコピーを披露する壇蜜さん。

お披露目会終了後、「日蓮宗×SDGs17」のアートワークのなかに、昨年結婚した夫で漫画家の清野氏の作品がなかったことについて質問された壇蜜さんは「あったらよかった~。それもわたしのエゴですかね。次があったら是非…って、もしかしたら次は800年後?」と答え慌てると「SDGs 17の目標が18になったときはどうでしょう」と川島さんに助け舟を出してもらう一面も。

川島さんは「僕みたいに法華経の世界観が難しくて分からないな…と思っている方に作品やキャンペーンを通して楽しんでもらえたらいい」、壇蜜さんは「めったに触れることができない尊いものに触れることができました。その分、しっかり生活していかなければと身が引き締まる思いでした」とそれぞれ抱負と感想をのべて作品をアピールしました。

800年後まで残る「世界を変えるキャッチコピー大賞」の応募期間は2021年2月12日10時~2021年3月1日10時まで。WEB特設サイトおよびTwitterから投稿できます。結果発表は特設サイト内で2021年3月26日を予定。詳細は、https://koutan800.com/ まで。

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