元TBSアナ宇垣美里、バレンタインはノールックでクレジットカード切る

2024/02/27
石井隼人

MBSドラマ特区枠で2月29日からスタートする連続ドラマ『シンデレラ・コンプレックス』。その第1話先行試写会&完成披露トークイベントが2月25日に都内映画館で実施され、W主演の田中美久と飯島寛騎、共演の森愁斗(BUDDiiS)、宇垣美里が劇中衣装で参加した。

幸せの時間について聞かれた宇垣は「甘いものを食べている時が幸せ。チョコレートが大好きで、チョコレートを食べる時は体重のことを気にしないようにしています」と甘党宣言。バレンタインデーではマイチョコを買うようで「バレンタインデーの時はクレジットカードの明細も見ないようにして、ノールックでカードを切るという方向です」と笑わせた。

またタイトルの『シンデレラ』にかけて、欲しい魔法を聞かれた田中は「身長が伸びる魔法」といい「キスシーンの時に身長が足りなくて上手くできず、飯島さんが足を開いてくれて、きつそうな体勢でキスをさせることが多くて申し訳なかった」と謝罪。これに飯島が「なら足を引っ張って伸ばそうか?」と提案すると、田中は「こわー!」と引いていた。

Webtoonの先駆者SORAJIMAによる、累計4億Viewを突破した縦読みマンガ人気作の実写ドラマ化。地雷系JK・前園由良とイケメン高校教師・相沢陽介の不倫をきっかけに、誰もが羨む理想の教師夫婦がどん底まで追い詰められていくラブサイコスリラーだ。

教師との禁断の不倫に突き進む地雷系JK・前園由良を演じた田中は「このような役には出会うことも少ないと思うので、自然な風には演じずに原作になるべく近いように演じました」と原作リスペクト。そんな由良と不倫関係に陥るイケメン教師・相沢陽介を演じた飯島は「も~悪い奴です!」と笑わせながら「ぶっ壊れたキャラクターであり、陽介には地獄のような空気感や人間の欲望が詰まっている。そこをいかに面白く演じるかを考えていました」と役柄を紹介した。

由良の同級生で、いじめられっ子の工藤要を演じた森は「久々の学生役であり、いじめられっ子というキャラクターなのでどう自分を弱く小さく見せるか悩みながら演じました」と熱演報告。陽介の妻で高校教師の相沢舞を演じた宇垣は、サレ妻というポジションだけに「舞は可哀想なことしか起こらない役。(由良と陽介の)二人に巻き込まれて散々な目にあいます。撮影中は、頑張れよ!と自分を励ましながら演じていました」とヘビーな心境を告白していた。

撮影は極寒の冬場に行われたという。これに宇垣は「天気が悪い日に限ってロケ。なんでこんな強風の日に…と温かいものに手をかざしていました」と苦労を滲ませると、田中も「カイロを配り合っていました」と寒さが厳しかった様子。そんな極寒を救ったのは田中が差し入れたコーンスープだったそうだが「私が差し入れたコーンスープを何故か飯島さんが作っていた」と田中が振り返ると、飯島は「そうそう、いかにも僕が差し入れをして振舞っているかのようでした」と手柄横取りに恐縮していた。

また田中は不倫相手・飯島について「とにかくご飯を沢山食べて元気!」と評すると、その飯島は田中について「撮影中は由良役へのチャレンジと心意気と熱意が伝わって来て役者魂があると思った。過激なシーンの撮影の時に『飯島さん、ぶってください!』と言われたこともあります」と絶賛。役に没頭するあまり田中は「撮影中は由良が乗り移っていました。自分の地声よりも由良ちゃんの声が高くて普段から高くし過ぎたのかガラガラになりました。プライベートでも由良ちゃんみたいにルンルンになってしまって、凄いブリっこじゃん!と嫌になりました」と苦労したようだった。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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