柳楽優弥がモンゴルで被害者に!?ネズミにカップ麺を食べられる

2021/02/24
石井隼人

第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭の国際映画批評家連盟賞&才能賞をダブル受賞した、映画『ターコイズの空の下で』(2月26日公開)。その先行プレミアム上映イベントが2月19日、東京の新宿ピカデリーで行われ、主演の柳楽優弥、共演のサヘル・ローズ、そしてKENTARO監督が出席した。

フランス・モンゴル・日本という海外合作映画初主演の柳楽は「どんな撮影になるのだろうか?と、一番そこに惹かれました。結果的に最高でした!」と満面の笑み。モンゴルでは約3週間ゲル(移動式住居)生活を送りながらの撮影だったそうで「ネズミとかがカップ麺を食べたりしていたけれど…」と自然界に驚きつつ「満点の星空で何一つ文句なし!」と充実を口にしていた。

これが長編映画監督デビューとなるKENTARO監督の演出は即興が多かったそう。これに柳楽は「僕のデビュー作『誰も知らない』の是枝裕和監督がそういう演出だったので、心地よかった。僕は20代からキャラっぽい役が続いたので、KENTARO監督は自分らしく現場にいていいんだということを僕に気づかせてくれた監督でした」と原点に立ち返ったような心境。

自身初の海外合作作品を通して柳楽は「僕は監督から教わったクオリティ・オブ・ライフという言葉が好きで、この作品からは精神的な豊かさを大切にすることを学びました。昨年は自分と向き合う1年だったので、改めて新しい自分を構築していく時期だと感じました」と成長を実感していた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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