【ノーカット動画】桜田通、新作映画で手応え語る‼/映画『ラ』完成披露舞台挨拶

2019/03/18
マガジンサミット編集部

YouTube動画:https://youtu.be/nZdu2nrRgPk

4月5日より公開の解散したバンドの再結成を軸に、波乱の衝撃的展開が待ち受ける映画『ラ』

公開に先駆け、3月14日、新宿武蔵野館にて完成披露舞台挨拶が行われました。

同イベントには、主演の桜田通さんをはじめ、福田麻由子さん、笠松将さん、ダンカンさんといった豪華キャストが集結。さらに、メガホンをとった高橋朋広監督も登壇。作品のテーマや撮影の裏話について語ってもらいました。

劇中バンド「LACTIC ACID」の元ボーカル・慎平役の桜田さんは「自分自身挑戦しなければいけない役で、軽い気持ちでは受けられないと思った。高橋監督とプロデューサーの作品に賭ける熱い気持ちを聞いて、こんな熱い人たちと試練の多そうな役を演じることができるんだと楽しみだった」とオファーを回想。

“あるもの”と引き換えに慎平にお金をバックアップする恋人・ゆかり役の福田さんは「パンチの強い役で自分に務まるのか不安があったけれど、挑戦し甲斐のある役。自分の価値観を根本から変えなければとリサーチして臨みました」と熱演を報告。

元バンドメンバー・黒やん役の笠松さんは「役名からしてちょい役なのかと思ったら、物語のキーになる役で喜んだ」と打ち明けました。

タクシー運転手役のダンカンさんは、「フレディ・マーキュリーの音楽映画だと思ったけれど、タクシー運転手役でした。でも高橋監督が味わい深いシーンを作ってくれて、真剣に取り組みました」と真面目演技を予告。

商業映画監督デビューの高橋監督は「タイトルの『ラ』には始まりというニュアンスが入っている。赤ちゃんの産声がラの音と知って、言葉にできない何かがその“ラ”に含まれており、生まれた後の人生に何らかの意味があるのではないかと考えたのがきっかけ」と企画の出発点を明かしました。

本格的共演の笠松さんとの友人役という設定に桜田さんは「“初めまして”で仲のいい役を演じるのはよくあることだけれど、リハーサル期間で友人として楽しい日や喧嘩した日を疑似体験して、作品の世界に飛び込むことができた。それがあったからこそ、“はじめまして”では出来なかった芝居が生まれた」と手応え十分。これに高橋監督は「事前のリハをみっちりやり、台本にない部分などを丁寧に積み重ねていった」と熱の入った準備期間が吉と出た様子。

またホワイトデーにちなんで「頭が真っ白になったことを」を聞かれたキャスト一同。それぞれが首をかしげる中で福田さんは「携帯電話を家のトイレに流してしまったことがある。クルクルと流れていくときに手を入れようか迷ったけれど…『明日仕事がないからいいか!』ととりませんでした」と照れ笑い。それに笠松さんは驚きつつ「今も地下のどこかにあるのかな?」と素朴な疑問を口に。

一方、新しく始めたことを聞かれた桜田さんは「2週間くらい前に立ち上げたオフィシャルサイト」というも「そこには実は秘密のページがあります。でもまだ誰も気づいていないみたいなので、この場を借りて告知します」とサプライズ発表。

ダンカンさんは「自分にとって初めての音はカチンコ。いまだに新鮮な音として聞こえる」と撮影現場が愛おしそうで、「この映画の撮影現場は、みんなで色々な意見を言い合ってセッションしているような感じだった。桜田さんや福田さんのシーンをはたから見ていて羨ましかった」と撮影を思い返しました。

劇中でオリジナルソング「鼓動」をバンドのボーカルギターとして演奏している桜田さんは「ライブシーンは、僕らがバンドとしてライブをやっている時間をカメラがとらえていて、それが結果的に映画になったような印象。僕らは必死に練習しました」と見どころとして挙げて、ベース担当の笠松さんには「初めてとは思えないくらいベースが凄い。この熱と勢いが作品に乗っていたら嬉しい」と絶賛。

全国公開に向けては「演技に心から向き合ってみんなで作り上げた作品。ただ面白かったエンタメ作品として過ぎ去るのではなく、一人でも多くの人に届けたい。一人一人がこだわって作ったので『この映画ヤバイ!』と思ってもらえたら嬉しい」と熱弁。

映画『ラ』は4月5日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開です。

 

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「ねえ、もっかいバンドやろうよ」

1年前、ある出来事を機に解散してしまった音楽バンド「LACTIC ACID」。

ボーカルだった主人公・慎平(桜田通)はバンド再結成を夢見て、恋人・ゆかり(福田麻由子)から“あるもの”と引き換えに、お金をバックアップしてもらっている。

音信不通だった元バンドメンバーで元親友の黒やん(笠松将)を誘い再結成の夢が動き出し、失われた友情も取り戻していく。だがすっかり変わってしまった黒やんに、慎平は振り回され始める。同じ頃、ゆかりとの関係にも変化が訪れ・・・。

若き3人の男女がぶつかり合い苦悩し、人生の転調を繰り返しながら辿り着く現実とは?


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桜田 通

福田麻由子 笠松 将

清水尚弥 キンタカオ 連下浩隆 ヒカルヤマモト 十枝梨菜 一色絢巳 古沢一郎 小野和子

佐津川愛美 ダンカン / 西田尚美

監督・脚本・編集|高橋朋広

音楽|クボナオキ

エンディング|SILENT SIREN「REBORN」(EMI Records/ UNIVERSAL MUSIC)

配給|アークエンタテインメント 宣伝|MUSA

Ⓒ2018 映画『ラ』製作委員会

2018年/日本語/カラー/120分

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