5月3日から全国順次公開になる映画『ドント・ウォーリー』のガス・ヴァン・サント監督が来日。
19日にはヒューマントラストシネマ渋谷にて、ティーチイン・イベントが行われ、ガス・ヴァン・サント監督も出席しました。
本作は、2014年に死去したロビン・ウィリアムズが自身の主演で映画化の構想をあたためていた風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生を、ガス・ヴァン・サントがその遺志を継いで脚本を執筆した作品。主演には、ロビン・ウィリアムズに変わり、ホアキン・フェニックスを迎え、企画から約20年の時を経て完成させました。
イベントでは、友人でもあったロビン・ウィリアムズについて静かに語る場面や、酒に溺れ事故で車いす生活となった世界で一番皮肉屋な風刺漫画家を見事に体現したホアキン・フェニックスの話、実は断酒会に参加していた過去、さらには次回作のエピソードまで飛び出しました。トークの後には、今しがた作品本編を観賞し終わったばかりの観客からの質疑応答にも対応しました。
ちなみに、今回の来日は、ショーン・ペンにアカデミー賞主演男優賞をもたらした『ミルク』(09年)以来、実に約10年ぶり!
『ドント・ウォーリー』
監督・脚本・編集:ガス・ヴァン・サント
出演:ホアキン・フェニックス、ジョナ・ヒル、ルーニー・マーラ、ジャック・ブラック
音楽:ダニー・エルフマン 原作:ジョン・キャラハン
原題:Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot/2018年/アメリカ/英語/113分/カラー
配給:東京テアトル 提供:東宝東和、東京テアトル
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