アカデミー賞最多ノミネートのコメディはエグければエグいほど楽しい!ドロドロ女の戦い映画『女王陛下のお気に入り』(2月15日公開)

2019/02/12
マガジンサミット 儀保

今回、ご紹介するのが2月15日から公開の映画『女王陛下のお気に入り』

実は本作、2月24日に発表を控えた第91回アカデミー賞では、作品賞・監督賞・主演女優賞・助演女優賞・脚本賞……と主要賞も含めた10部門の最多ノミネート。賞を受賞するは確実といえるでしょう。

オスカーにノミネートしまくる映画って、どんな作品かと思ったら、18世紀初頭を描いた歴史モノ。こいつは難しい話かと思いきや、昼ドラなテイストのやり過ぎコメディだったんです。

鬼才というか奇人の雰囲気が漂う監督

メガホンを取るのは、『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』など、シュールなシチュエーションで笑いを提供するギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督。本作でも、ひねくれた笑いを大量投入。

3人の女性のドロドロドラマ

メインになるのは3人の女性。1人目は女王陛下こと、イギリス女王のアン。彼女は、自国が戦争真っ只中にも関わらず、笑っちゃうレベルでセレブ生活を謳歌。病気を患い体調も良くないので、余計にワガママ放題。

2人目の女性が、そんな女王の側近のサラ。頭の回転が早いキレ者キャラ。病気でふさぎがちな上に気分屋&情緒不安定な女王に代わり、国政も指示する手腕ぶりを発揮。王室を取りまとめる影の黒幕的ポジション。

そんな王室に3人目の女性が現れる事により、女同士のドラマがドロドロ方向へ。それが、下働きで入ってきた新人アビゲイル。最初こそ同僚からのイジメを受けていたアビゲイル。所がある日、女王の病気に効く薬草を見つけてきた事により、女王の一声で待女へスピード出世。

それを知ったサラは勿論、黙っていませんでした。

ドロドロなほど楽しい女の戦い

女王の取り合い、蹴落とし合戦をする2人の側近。表では笑顔で挨拶しつつ、裏では様々な策略を巡らせていきます。次は何が出るか解ったもんじゃない展開にヒヤヒヤ。

自己中な女王のご機嫌を取る為に、嘘は勿論、ぶりっ子して、トラップを張り巡らせて、色仕掛け……と、あらゆる手段を駆使。また、それをどこまで気づいているのか、コロコロ態度を変える女王。まさに、昼ドラよろしくな女たちの戦いがスパークしていきます!

実力派キャストで品質保証

女王アン役には、実録映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』や豪華キャスト共演の『オリエント急行殺人事件』に出演してきたベテラン女優のオリヴィア・コールマン。本作の気まぐれにも程がある女王の複雑怪奇な芝居でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。

王室に転がり込んでくるアビゲイル役には、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞受賞、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』では実在のテニスプレイヤーを激似で演じた日本でも大人気なエマ・ストーン。序盤はピュアガールを装いつつ、実は没落貴族なバックボーンの持ち主で、権力への固執が明かに。サラとのバトル・ロワイアルへ。

そんなアビゲイルと女王を取り合うサラ役には、アクション映画『ハムナプトラ』シリーズで知名度を獲得し、大作からインディーズ作品まで出演するレイチェル・ワイズ。彼女もイギリス映画『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞を受賞済み。

この実力派キャスト&スタッフによる低次元な醜い争いを劇場でお楽しみ下さい!!

映画『女王陛下のお気に入り』2月15日公開です!!

(C)2018 Twentieth Century Fox

ギボ・ログ★★★★☆(星4つ)

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マガジンサミット 儀保

表の顔はディレクター兼カメラマン。実は、年間700本の映画を観賞する映画好き。どんな作品でもオススメのポイントをピックアップ。映画好きから、普段、あまり映画を見ない方にも、幅広い映画の楽しみポイントをご提供できればと日々邁進中? 映画関連tweetも日々、更新してます @yungibo

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