台湾ロケを敢行した映画『台湾より愛をこめて』(3月24日公開)の完成報告会見が12日都内で行われ、主演の大野拓朗、共演の落合モトキ、岡本夏美、三原慧悟監督が参加した。
売れないお笑い芸人・雄介役の大野は「撮影は短い期間で行われましたが、どうすれば面白くなるか、寝る間を惜しんで毎晩考えました。現場では色々な案を出して、観客の皆さんを一生懸命に楽しませようと、台湾に感謝を伝えようと思いながらの撮影でした。だからこそ公開も待ち遠しい」と主演映画公開に期待。雄介たちが台湾で出会う夢追う少女メイ役の岡本も「台湾の温かさもそうだし、いつになっても夢を追うのは素敵だと感じられる作品になった」とアピールした。
そんな中、お笑い芸人役の大野へ岡本が「凄い面白いギャグがるんです!毎回笑ってしまった」といきなりの無茶ぶり。大野は「これはやらなきゃダメでしょう!」と場を盛り上げるために、“ジャンケンからの仲良し”という内容の一発ギャグを全力披露し、一応はウケを取ったものの「なんかここら辺が痒い!」と脇腹辺りをかきむしっていた。
そんな大野に三原監督は「大野さんは気遣いのできるイケメン。本来ならばこちらが気を遣わなければいけないのに、大野さんの方から気を使ってくれて、疲れた顔も嫌な顔もしない。素敵なリーダーだった」と太鼓判。岡本も「凄くカッコいい…お兄さんだと思った」と褒めちぎり。
当の大野は「主役を務めさせてもらえるのは幸せなこと。引っ張りたいというタイプではなく、どちらかといえばみんなの背中を後ろから押したいタイプ。自分が率先して楽しむことで楽しい現場になるものだから」と座長としてクールに締め括った。