スペイン・バルセロナにて5月20日〜21日に行われた、世界最高峰のスケートボードコンテスト「2017 Street League Skateboarding NIKE SB PRO OPEN」において、日本人の堀米雄斗が見事3位の快挙!
出典:https://www.facebook.com/Blindskateboards/
同時にストリートリーグプロの称号が与えられ、今後行われる「2017 Street League Skateboarding Nike SB World Tour」の出場権利も手に入れた。次の大会は6月24日、ドイツ・ミュンヘンにて行われる。
今大会のルールは、2本のルーティンの合計得点と5本のベストトリックの内、ポイントの高かった得点2本を合わせた総合得点で優勝が争われた。
1位.ナイジャ・ヒューストン 2位.シェーン・オニール 3位.堀米 雄斗
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この堀米雄斗と並んでいる名前を見るだけでも、スケートボードをしている人からしたら震え上がるようなビッグネーム!!1〜2年前だったら想像もつかなかったような事が、現実となった日になった。
SLS NIKE SB PRO OPENリザルト
※優勝した「ナイジャ・ヒューストン」
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1位 Nyjah Huston – 35.0
2位 Shane O'neill – 34.7
3位 Yuto Horigome – 31.6
4位 Kelvin Hoefler – 30.9
5位 Tiago Lemos – 25.5
6位 Dashawn Jordan – 18.9
7位 Matt Berger – 17.8
8位 Felipe Gustavo – 17.5
日本人が世界のトッププロと争える時代に
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今回、堀米雄斗の他にも日本からは吉川楓が参戦。惜しくも予選敗退となってしまったが、ハイスキルなトリックを披露していた。
日本人で初めてストリートリーグ出場を果たした瀬尻稜や昨年、女子で日本人初出場を果たした西村碧莉に続いての参戦に、ここ最近日本と世界のスキルの差が一気に縮まったように思える。
近年、日本のスケートボード関係者でも予想していなかった展開になってきているように思える。まさかこんな日が来るなんて、一体誰が予想をしていただろうか?
しかし、本人たちを含め、こうなる事を信じていた人たちが少なからず確実に存在していたのは間違いない。
いろんな人たちが積み上げてきた地盤が今、形になりつつある。
筆者 小嶋 勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。