中田英寿「ゴルフつまんなかった!」から1年。練習を経て片山プロに挑戦!

2016/05/16
マガジンサミット編集部

FIFA主催のエキシビションマッチに参加。にメキシコから帰国後、早々に様々なメディアに引っ張りだこの元サッカー日本代表の中田英寿だが、実は今回、日本で行われる、ある“大勝負”を控えて帰国した。

 

その大勝負は“ゴルフ”

 

まったくのゴルフ初心者である中田は、約一年半をかけてレッスンを受け、7月に北海道で開催される片山晋呉プロとの一戦に挑む。その『中田英寿×片山晋呉 ゴルフマッチプレー対決』の発表が、5月16日(月)に、渋谷区神宮前のDESCENTE SHOP TOKYOにて発表された。

 

中田と片山プロに加えて、中田を指導している谷将貴。また中田がゴルフアンバサダーを務める、株式会社デサントのデサントゴルフGBM マネージャー武市一氏の4人が登壇。トークセッションを行った。

中田の練習には約一年にわたり、雑誌やWEBなど各メディアが密着。特にWEBサイトDESCENTE GOLF(デサントゴルフ)では、中田のゴルフレッスン風景がリアルタイムで公開、配信されるなど人気となった。

http://descentegolf.jp/timeline/

ゴルフに興味のない中田と、まさかの対決!

そもそも2014年にBS−TBSで放送された『ネスレ日本マッチプレー選手権 直前SP』で中田英寿と片山晋呉プロがおこなったスペシャル対談時に、片山プロが中田にゴルフを勧めたのが始まり。「あんなに拒否していたのに、まさか2年後に対決することになるとは…」と喜びを隠せない様子の片山プロ。

ゴルフに興味がなかった中田も、徐々にその面白さに目覚め、「上手な人はスウィングが美しい」と語りながらも「WEBで公開されている練習映像は編集がよくて……僕のフォームは実際あんなにキレイじゃない。ギャップがあるのではないか」と苦笑い。

 

サッカーの練習は、誰にも公開しないものだから…慣れないし、はじめはゴルフが面白くなかったですと吐露した。

 

しかし思うようにスィングが出来るようになると「周りの景色が初めて見えてきてコースを回りながら散歩するのが楽しくなってきた。こういうところも、ゴルフの魅力なんだと、やっと最近、気が付きました」とプレーを満喫しているようだった。

ドライバーは使用しない?ゴルフでも中田流炸裂!

ゴルフでも“中田流”があるようで「サッカーでも同じだが、それぞれ運動能力にも体型にも個体差がある。誰もが規定の道具を、他人と同じように使ってプレーするのは、おかしいはず」と持論を展開。中田は“ドライバー”を使わないという。

 

「ドライバーは飛距離が出るが正確性に欠ける。サッカーでいえばインステップをしているようなもの。僕にはむかないので、より正確性にあるドライビングアイアンを使用している」となんとも“らしい”発言。

 

「ヘッドスピードが異常にあるため、足の使い方を覚えれば、とんでもなく飛ばす逸材。それが僕にとっては脅威です!」という片山プロの見立てもあり、ドライビングアイアンでも“かなり飛ばせる”力量がある中田ならではのプレー方法らしい。

 

また中田のは理屈っぽい面もあり、コーチの谷将貴から「練習時は、そんな質問にも対応できるように答えを用意していた」と暴露され会場の笑いを誘う面も。

片山プロに一泡吹かせるのが目標!

大勝負を前に「プロと勝負するという目標をいただいて幸せ。やるからには負けないつもりでプレーしたい」と意気込みを語り「マッチプレーは自分に向いている。ゴルフは精神の鍛錬が必要だけれど、うまくプレーできないと、すぐキレちゃうからね」と1ホールごとにリセットできるマッチプレーに勝機があると分析。

 

最後に「個人スポーツがむいている。集団より向いているのかも」と話し、会場の爆笑をさらった。

 

サッカー界の至宝、中田のゴルフマッチプレー対決は7月29日(金)から31日(日)に北海道の恵庭カントリー倶楽部で開催。片山晋呉プロがホストを務める『ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯』のエキシビジョンとして行われる。

 

当日の試合の模様は、7月下旬から専用サイトで公開される。

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