芸能界だけではない!謝罪会見で炎上しない正しい謝罪の仕方

2016/08/28
naokiyama

最近何かと、テレビでみる謝罪会見。不倫や二世タレントの事件まで。しかし、それは芸能界だけではありません。

 

「取引先からクレームが……」「浮気や不倫がばれて大ゲンカに……」「ブログやツイッターでの発言が炎上騒ぎに……」。

人間誰しも生きていれば、大小さまざまなトラブルと出くわすもの。

ですが、炎上させない上手な謝罪の仕方を身につけておけば、どんなトラブルも被害を最小限にして食い止めることができるのです。

 

いくつかポイントを見ていきましょう。

 

その謝罪、ただの自己満足になっていませんか?

相手が怒っているからと、すぐひと言目に「ごめんなさい」と謝っていませんか?

こうした“まず謝ればいい”という姿勢は、火に油を注ぐだけ。謝るときは、「(相手が)なぜ怒っているのか」「何に謝るべきか」を明確にしてから。

 

筆者も学生時代、交際相手から、「その謝罪、ただの自己満足でしょ!」ときついひと言を言われた経験があります。後ろめたい気持ちから、すぐに謝ってしまうのは、自分本位の最低な謝り方。「○○○をしてしまって、申し訳なかった」などと何に対する謝罪なのかを明らかにするのがポイントです。

 

ファンキー加藤に「あって」、ベッキーに「なかったもの」とは?

タレントのベッキーによる不倫騒動、ファンキー加藤のW不倫。2人ともすぐに謝罪会見を行いましたが、両者には決定的な“違い”がありました。それが「誠実さ」です。ベッキーは謝罪会見をしたにもかかわらず、その後に会見前のLINEのやりとりが露呈して、世間から大バッシングを浴びました。一方でファンキー加藤も会見を開きましたが、こちらはメディアの質問に終始真摯に応え、その後の事実関係にもウソがないなど、スマートな対応となりました。

 

このように謝罪するときには、どれだけ相手に誠意ある対応をとれるかがカギとなります。

 

謝罪をした「後」の行動が、その後の評価を左右する

「二度と同じミスを起こさないようにします!」。そう勢いよく謝った直後に、涼しい顔で同じミスをされたら、どんな人でもブチ切れるでしょう。謝罪は謝った「後」の行動が大事。謝罪直後のミスほど致命的になるのです。「政治家の失言→謝罪→再び失言→評判減」といった負の連鎖は典型的な失敗例。

 

よりよい関係を築くためにもまずはマイナスにならない謝り方を意識しましょう。

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この記事を書いた人

naokiyama

元雑誌の編集担当。政治、経済等。

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