節分に恵方巻を食べるという地方の習わしが全国にここ数年で浸透しましたが、他にも節分に豆まき以外の習わしをする所があるようです。そこで今回、豆まき以外の習わしのある地方の節分をご紹介します。気になる人を旅行に誘うきっかけにしてみては如何ですか?
舞妓さんが豆まき:京都「八坂神社」
芸妓さん、舞妓さんによる豆まきは祇園ならではですかね、八坂神社の節分祭は、舞妓さんや芸妓さんが着物姿で舞踊を奉納し、豆まきしたりしてくれるのです。
水上スキーで逃げる鬼:神奈川県「箱根神社」
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鬼が水上スキーに乗って逃げまわる、他の神社仏閣とは全く違う豆まきが行われています。水上スキー発祥の地とも言われている芦ノ湖ならではの豆まきなのかもしれませんね。また、神主さんまでがお清めの儀式を水上スキーで行うと言う、ユニークな節分祭です。
追い出された鬼さん集合:群馬県「鬼恋節分祭」
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豆まきで追い出された全国の哀れな鬼に対して、優しくしてあげようというコンセプトのもと行われている豆まきで、「鬼は内、福は内」と全てを受け入れてあげるという優しい、心温まるイベントだと話題になっています。
鬼がおたふくに変身:京都「元伊勢内宮皇大神社」
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厄年の男女が神前へ豆まきしながら病鬼・陰鬼・貧鬼とされる赤鬼・青鬼・黒鬼を追う「三鬼打ち」をする元伊勢内宮皇大神社。鬼はその後、神前でお祓いをうけた、病鬼は元気に、陰鬼は陽気に、貧鬼は富貴に生まれ変わるという、ストーリー仕立て豆まきで有名です。
宝塚歌劇団が福娘:兵庫県「中山寺」
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宝塚歌劇団生が福娘として豆まき式を行いますが、追儺式で「鬼を静める観音様」を、なんと宝塚歌劇団の生徒が演じます。普段劇場で活躍する宝塚歌劇団のみなさんの演技は貴重で、ファンならずとも必見です。
ほら吹き豆まき:広島県「吉備神社」
本殿(国重文)において、年男・年女約200人により、豆まきが行われた後、ほら吹き広場に移動して、大きな焚き火を囲み、日本一の「ほら話し」を競う放談会(ほら吹き神事)が行われます。地元のほら吹き保存会のメンバーによるネタ探しは1年かけて行なわれ、参拝者をホラで楽しませるそうです。
豆まきもイベントのように全国各地で盛り上がりを見せています。気になる豆まきに参加して2017年の福を手に入れてみるのは如何ですか?