シカやイノシシは食べ飽きた?初心者から上級者まで楽しめるジビエ料理

2016/05/01
放送作家 山﨑恵輔

最近よく【ジビエ料理】という言葉を耳にしませんか?ジビエとは、狩猟で得た天然野生鳥獣の食肉を意味する言葉で、代表的なものはシカ、イノシシ、クマなど。

 

様々な雑誌・テレビで【ジビエ料理】に関する特集が組まれ、日本でも美味しいジビエ料理を気軽に食べられるようになりました。

ジビエ料理が熱いんです!

ジビエ料理=独特の臭み・強いクセがあるというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?大丈夫。しっかり下処理・調理されたジビエ料理は肉本来の旨味が凝縮され、脂っぽさがなく、とっても美味しいです。

 

自然の中で育っているので筋肉が引き締まっていて、ヘルシーで栄養も満点。また、ジビエ料理を知っていると食通に思われるかも。行きつけのジビエ料理の店があるなんて、かっこいいですよね!

 

ジビエ料理は何故ブームになったか

近年、シカやイノシシといった野生鳥獣の頭数が増加し、餌をもとめた鳥獣による農村部の作物被害がかなり深刻です。農林水産省によると、平成24年度農作物被害は全国で230億円にもなります。

 

そこで各地方自治体では、生息数を適正規模に保つために野生鳥獣を捕獲し、捕獲した野生肉を、観光資源にしてゆこうという動きが目立ってきているのです。

 

見方を変えれば野生肉は、高級食材ですから“ブランドジビエ”で売り出そうとしている訳です。ただ、家畜と違って流通量が安定しないジビエは、商品化するのが難しいという点もあります。

 

そのような背景があるためか、2016年4月に奈良女子大学大学に『狩猟サークル』できるなど、最近は狩猟女子も現れるなど何かと注目されています。

ジビエ料理初心者におススメの店

飲食店情報検索サイト『ぐるなび』が行ったジビエ料理に関するアンケートによると、ジビエ料理を食べたことのある人のうち、食べた経験のある肉の種類は、1位イノシシ、2位シカとなっています。

 

【焼きジビエ罠 神田】

ハンター直送の天然の肉を七輪で焼く本格ジビエ料理屋。シカ・イノシシ・キジなどの定番ジビエの他、ダチョウや熊などの珍しい肉も食べることができる。


【住所】東京都千代田区内神田2-10-10 谷合ビル 1F

【営業時間】:17:00~23:30

 

【ジビエ猪鹿鳥 高円寺】

ハンターの店主が営んでいるため、一年中ジビエ料理が食べられる都内でも珍しいお店。ハンターにしか手に入らない、珍しい肉が数多く楽しめる。


【住所】東京都杉並区高円寺南3-58-2 好川ビル 1F

【営業時間】[月~金]18:00~24:00 [土]18:00~23:00

 

イノシシやシカは、脂身が少なく、ヘルシーでジビエの中ではクセが少ないため、初心者にはオススメです。また最近では、野ウサギやキジ、クマなどの肉を提供する店もあるので、興味のある人はぜひ挑戦してみてください。

 

もっと珍しいお肉に挑戦しよう!

「オーソドックスなジビエ料理はもう食べ飽きた」という方に耳よりなイベントがあります!その名も【珍肉大集合!ワイルドBBQ】

日本の休日をもっと面白くするために、様々な変わったイベントを開催している『Holiday Jack』主催のバーベキューイベントです。そこで振舞われる料理はいずれも、スーパーでは手に入らない珍肉ばかりです。

 

10kgの豚の丸焼き

ワニの手足のグリル

ワニタンの味噌炒め

うさぎの丸焼き

日本初のラクダバーガー

 

などなど、約10種類の珍肉料理が用意されています。

 

イベント詳細 

珍肉大集合!ワイルドBBQ

開催日:2016年5月3日(祝)11:00~15:00

2016年6月5日(日)11:00~15:00

 

場所: 東京・晴海ふ頭公園(雨天時場所変更あり)

料金: 一般チケット(食べ飲み放題) 6,500円(要予約)

公式サイト:http://event.holiday-jack.co.jp/

 

ジビエ好きも、そうでない人も。このGWは珍しい肉を食べに出かけてはいかがでしょう!

 

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放送作家 山﨑恵輔
この記事を書いた人

放送作家 山﨑恵輔

"放送作家/リサーチャー。1993年生まれ。 大学三年生の時に、ワタナベコメディスクール放送作家総合 コースに入学。一年後、株式会社ライターズ・オフィスへ所属。 テレビのリサーチ、ライブ制作などの活動をしている。"

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