
AmazonがAIアシスタントのAlexaを親子で体験できる招待制イベント、「Amazon Alexa Family Day」を開催。イベントには数十組の親子が集まった。イベント内では子供たちがそれぞれのブースに立ち寄りながら実際にAlexaに話しかけたりと実体験することでAIアシスタントをより身近に感じられるイベントになった。
Alexa(アレクサ)とは?

イベントの初めに行われたステージパートでは進行役として男女のコンビ芸人「新鮮なたまご」が登場。Amazonの担当者からはAlexaについての説明などがあり、子供たちも興味深々だった。

Alexaとは多くの人が触れたことがあるだろうAIアシスタントで「アレクサ、⚪︎⚪︎して」と話しかけるだけで、音楽やドラマの再生、天気やニュースの確認、親しい家族や友人との通話、家電の操作などをしてくれる。このAlexaの名前の由来は紀元前3世紀に建設された世界最大の知識の集積地、エジプトの「アレクサンドリア図書館」にちなんで名づけられたそう。
Amazon Echo シリーズとは?

今回、親子が体験したAlexa搭載デバイスにはEchoシリーズもあった。Amazon Echoシリーズは、Amazon が自社で開発、提供する Alexa 搭載のスマートスピーカーだ。

コンパクトなデザインで自宅の置き場所を選ばない Echo Dot や Echo Pop、スマートクロックとして利用できるEcho Spot、スマートディスプレイ付きでニュースや天気などの情報を一目で確認できるEcho Show 5やEcho Show 8など、ライフスタイルにあわせて様々なデザインを取り揃えている。
親子での体験スタート

今回、テーマごとに下記の4つのブースが設置され、チームに分かれて体験が行われた。
「時間管理・タスク管理」

「スマートホーム」

「学習サポート」

「エンターテイメント」

「時間管理・タスク管理」のブースでは子供たちがドラえもんのデバイスに「アレクサ、今、何時?」「今日の天気は?」「ドラえもんは何歳?」など楽しそうに話しかけている姿があった。

「スマートホーム」のブースではAlexaに一声かけるだけで、テレビや照明がオン・オフできる設定になっていて子供が「アレクサ、電気を消して」「アレクサ、テレビをつけて」「アレクサ、全部消して」など声をかけるとそれぞれ家電がオン、オフとなりAlexaの便利さを実感しているようだった。

「学習サポート」ブースではその名の通り、勉強でわからないところをAlexaに質問。「夏休みが楽しみです!を英語で何て言うの?」「こんにちはをドイツ語で何て言うの?」など子供たちが質問をするとAlexaが答えてくれた。


「エンターテイメント」ブースでは聞きたい音楽や見たいアニメなどについてAlexaに問いかける。「Alexa⚪︎⚪︎の曲かけて」というと音楽だけではなく、映像も流れ、盛り上がる。スタッフもハイテンポの曲に合わせて踊るなど子供たちの心を掴むシーンもあった。
プレゼントやお食事もあって子供も大喜び

イベント会場にはドリンクや軽食が用意されていて子供も大人も美味しそうに食べていた。

また、最初に子供たちにはカードが渡されて各ブースを体験するごとにスタンプを押してもらえるスタンプラリーも開催。

全部、集めると最後に綿飴がのった可愛いドリンクとアイシングクッキーのギフトが手渡されるなど子供がワクワクするコンテンツとなっていた。

子供たちに感想を聞くと「楽しかった!」「また使ってみたい」と大満足の様子。イベントの最初は「何をするんだろう?」と緊張していた子供たちだったが、ブースを回るごとに緊張が解けてリラックスした様子でAlexaに話しかけているのも印象的だった。
このように小さい時からAI アシスタントに触れることで、AI アシスタントをより身近に感じ、子供たちの未来も大きく変化していくことだろう。今回のイベントは夏休み前の開催ということもあり、不規則になりがちな夏休みの時間管理や自由研究や学習のサポートなどにも繋がりそうだ。