60 歳からの住宅ローン「リ・バース60」に新しく全期間固定金利タイプが導入。金利の変動への不安を解消

2024/12/30
マガジンサミット編集部

誰しもが不安を抱えているであろう老後の生活。その不安を打ち消すべく、老後の生活をサポートしていくための様々なサービスが提供されています。

独立行政法人住宅金融支援機構では、民間金融機関と連携し、60 歳からの住宅ローン「リ・バース60」を提供。高齢の方が安心して暮らせる住環境の整備に取り組んでいます。

そしてこの度、利用者の要望に応える形で「リ・バース60」全期間固定金利タイプが新たに導入されることとなりました。

リ・バース60について

「リ・バース60」は60歳以上の方向けの住宅ローン。通常の住宅ローンは毎月元金と利息を返済しますが、「リ・バース60」の毎月の支払いは利息のみ。利用者の方が亡くなられた時に元金を相続人の方が一括で返済するか、担保に入れた物件を売却し、一括で返済するという仕組みです。

もし担保物件を売却した際にローンが残っても、相続人の方の返済が不要の「ノンリコース型」もあります。物件売却ではなく相続人の方が元金を一括で返済した場合は、相続人の方が物件を引き継ぐことができます。詳細、その他注意事項などは以下のHPをご確認ください。

※利用可能な方の年齢、資金の使いみち、融資の限度額その他の商品内容は、金融機関ごとに異なります。
※生活資金には利用いただけません。
※投資用物件の取得資金には利用できません。また、融資の対象となったセカンドハウスを第三者に賃貸することはできません。

https://www.jhf.go.jp/loan/yushi/info/yushihoken_revmo/index.html

期間固定金利タイプを導入

年金収入の方の利用が多いという「リ・バース60」ですが、機構が実施した利用者アンケート調査によると、利用に当たり不安だった点として、「将来、金利が変動した場合、月々の支払額が変わること」と回答した方が5割を超える結果となりました。

■【リ・バース60】を利用するに当たり不安だった点(複数回答可)

(出典)住宅金融支援機構 利用者アンケート調査(令和4年12月)

そこで今回、返済期間の途中で金利が変動せず月々の支払額が変わらない全期間固定金利タイプを望む要望に応えるべく、「リ・バース60」全期間固定金利タイプを導入。利用者の選択肢を増やすことによって、高齢の方でも住宅ローンを安心して利用できる環境づくりを進めていきます。

(出典)住宅金融支援機構プレスリリース(12月20日)【リ・バース60】 全期間固定金利タイプ新登場(令和7年1月) 参考資料

また、独立行政法人住宅金融支援機構では、「リ・バース60」全期間固定金利タイプの導入に加え、現行の「リ・バース60」も充実させることでサービスの向上を目指していきます。

「リ・バース60」全期間固定金利タイプは令和7年1月6日(月)以後、参入を予定している金融機関の体制が整い次第、順次取扱い開始となります。現行の「リ・バース60」に関する詳細、注意事項などは以下のページをご確認ください。

https://www.jhf.go.jp/loan/yushi/info/yushihoken_revmo/index.html

 

 

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