未だかつてないVR体験。360°まるごとNIPPONを体感せよ!

2018/01/18
Shoichi Sato

日本の代名詞、東京タワーから京都の嵯峨野竹林、渋谷のスクランブル交差点、果てはゲームセンター。知られている日本から知られざる日本までまるごと紹介された動画が1月16日から公開されています。 

(iOS端末の方はこちらから:https://www.youtube.com/watch?v=OR_Y7vj66PU&feature=youtu.be)

これは、日本政府観光局がヨーロッパにおける訪日旅行の需要喚起と、訪日外国人旅行客増加を目的に発信するプロモーションの一環です。テーマは「体験」。360°のVR動画で手軽に日本をバーチャル体験でき、「行ってみたい」と思わせる構成になっています。Amazonなどで購入できるGoogle CardboardをはじめとしたVRゴーグルがあれば、より一層のリアルに。

動画を手掛けたのはアジア屈指のクリエイティブエージェンシー「猿人」。外国人監督とのコラボレーションによって、日本人と外国人の視点が見事に融合した中で日本の魅力が訴求されています。

猿人クリエイティブディレクターの野村志郎氏は「日本にやってくる外国人旅行者が増え続ける中で、昨年制作した日本ブランディング動画の再生回数が1,300万回を超え世界中で大きな反響がありました。今回は『興味』から『経験』にもう一歩踏み込んでもらうため、360°VR 動画と欧州各地で実施するインタラクティブな試着ビジョンを作りました。実写の360°VR 動画ではカメラマンも写り込んでしまうことから固定された視点になりがちなのですが、今回は旅行者視点で動き回るカメラワークを実現しています。3分間のバーチャル日本旅行をぜひ楽しんで頂ければと願っています」とコメントを寄せています。

欧州各国でAR広告も展開

また、1月18日から2月28日(水)までの期間は、スペインのマドリッドやフランスのパリ、イギリスのロンドンなどで日本の伝統衣装がデジタル試着できる体験型サイネージAR広告「インタラクティブビジョン」も設置しています。 

体験できる衣装は3つ。歌舞伎、舞妓、侍に早変わりできるのです。人の往来が激しい主要駅や繁華街で、和装を楽しむ欧米人が増えると予想されます。

東京オリンピック効果も相まって、さらに注目されるNIPPON。私たちが住むこの国を世界中の人たちが「いいね」と評価してくれるのはとても嬉しいことです。私たち日本人も是非いま一度、母国の魅力を再認識して世界中の人を“おもてなし”していきたいですね!

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Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

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