話題の腸!革命的「スーパー大麦」日清参入でスーパーフード戦国時代へ

2016/12/12
Shoichi Sato

 

 

都内ホテルで12月12日、「スーパー大麦バーリーマックス」ブランドロゴ&採用商品発表会が行われました。

 

すでに、TVや雑誌などで取り上げられ、話題沸騰の「スーパー大麦バーリーマックス」。日本では帝人株式会社が2016年に7月に発売し、9月には品薄状態に。また、2016年度Yahoo!検索大賞※、プロダクトカテゴリーの食品部門では「スーパー大麦バーリーマックス」が受賞するなど、爆発的人気となっています。(※1月1日から11月1日の間で、2015年と比較して検索数が最も急上昇した人物、製品、作品などを表彰する賞)

 

スーパー大麦バーリーマックスは、オーストラリアのThe Healthy Grain社が10年間の品種改良を重ねて生産した雑穀。一般の大麦と比べて2倍の水溶性食物繊維と4倍のレジスタントスターチが含まれており、排便の量や回数を増加させたり、腸内pHの低下を促すなどします。

 

同社のテクニカルビジネスマネージャー、ポール・シムス氏は「オーストラリアは肉食文化が問題視されており、アフリカ系民族の食生活に着目した。食生活における穀物の重要性に気づき、フルグタン、大麦β-グルカン、レジスタントスターチの3つが腸内で有効に機能する大麦を開発した」と説明しました。

 

当日発表されたバーリーマックス採用企業は、日清シスコ株式会社と株式会社はくばくの2社。それぞれ、日本でどのように展開していくかをプレゼンしました。

 

左から日清シスコ松長氏、The Healthy Grain社ポール氏、同社CEOのロバート・バーバリー氏、はくばくの輿石氏

 

スーパーフード戦国時代に新しい風。日本の食卓に「快腸」を

最初に登壇したのは日清シスコのマーケティング部ブランドマネージャー、松長直樹氏。「ごろっとグラノーラ」や「シスコーンBIG」などのシリアル食品を展開する同社は「スーパー大麦グラノーラ」を市場に流通させます。

 

グラノーラのメインターゲットである30〜50代女性、また健康と流行に対する意識が高いユーザー向けというこの商品。松長氏は「量だけでなく質にもこだわった」とし、味づくりに改良を施したそうで、「バーリーマックスは従来の大麦と比べてガリガリとした食感で、風味にも穀物独特のクセがあった。レーズンやクランベリーの比率を高め、パフを採用したことでサクサクとした口当たりを実現させた。また、隠し味に相性の良いアーモンドを入れ、風味も向上した」と話しました。

 

続いて登壇したのは精麦や雑穀などを手がける山梨の食品製造会社、はくばくの商品戦略部部長、輿石修氏。「十六穀ごはん」などを手がけている同社は原材料の9割をバーリーマックスとした「ミックス雑穀バーリーマックス入り雑穀ごはん」を来年2月より一斉販売させます。

 

また、その翌月には「単一雑穀バーリーマックス」をリリース予定。プレートにしてカフェ風にしたり、スープやサラダに入れるといった提案をしていました。

 

両商品を実際に食べてみて感じたことは「まず、美味しい」。スーパーフードが流行してからというもの、朝の食卓にグラノーラという選択肢は増えてきたと思います。

 

中でも今回の「スーパー大麦グラノーラ」は適量のフルーツがミックスされており、朝食にぴったり。ヨーグルトを付けてフルーツと一緒に食すことで、より美味しさが際立ちます。

 

 

また、「ミックス雑穀バーリーマックス入り雑穀ごはん」は、もちもちとした歯ごたえと甘みが特徴。調理も簡単で、米1合を水加減した後に同商品40gと水80mlを入れて軽く混ぜるだけ。朝は和食派の人に是非、おすすめしたいところです。

 

 

21世紀になってから「多機能」「健康促進」のスーパーフードは注目の的です。スーパー大麦バーリーマックスは、忙しい朝に腸の調子を整える、超いい感じの食品に仕上がっていましたよ!

 

 

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Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

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