ある日本人スケーターの想いが形になった!“DAMN AM”日本初開催!

2018/05/07
放送作家 小嶋勝美

Instagramより https://www.instagram.com/p/BiZlSQGFbdH/?taken-by=spottampa

5月3日〜5日にかけて静岡市葵区の東静岡アート&スポーツ/ヒロバにて、世界を目指すスケーターの登竜門的なコンテストDAMN AM JAPANが開催された。このコンテストの上位入賞者10人はTAMPA AMという大会への出場権を得ることができる。(優勝者はTAMPA AM準決勝出場権、2位〜10位は予選出場権)

そしてTAMPA AMで活躍すると世界中のスケーターの憧れでもある世界最高峰のスケートコンテストSTREET LEAGUE参戦へのチャンスが開かれる。よってDAMN AMはSTREET LEAGUEを目指すスケーターにとっては重要なコンテストの一つとなっている。

DAMN AMリザルト

※白井空良・ファイナルでのラン

1位・白井 空良

2位・池田 大亮

3位・青木 勇貴斗

4位・根附 海龍(カイリ)

5位・星野 大喜

6位・根岸 空

7位・池 慧野巨(ケヤキ)

8位・渡辺 雄斗

9位・佐々木 真那

10位・佐々木 音憧(トア)

11位・本郷 真太郎

12位・浦野 建隼(ケント)

今ノリに乗っている白井空良がパーフェクトランで見事優勝を決めた。全トリックの難易度もすごいが、その全てのトリックをとてもクリーンにメイクしていたのが印象的だった。

他の受賞者は以下の通り

BEST TRICK賞

1位・池田 大亮

2位・池 慧野巨(ケヤキ)

3位・白井 空良

4位・渡邊 星那(セナ)

5位・玉野 辰磨

BRONSON SPEED KILLER AWARD

戸倉 大鳳(タイホウ)

MOB GRIP EFFORT AWARD

星野 大喜

なぜ日本で開催されたのか?

※会場となった東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

まだまだスケートボード先進国とは言えない日本でなぜDAMN AMが開催されたのか?そこには一人の日本人プロスケーターの功績がある。その人の名は早川大輔氏。早川氏は日本代表チームのコーチやスケートハード株式会社の代表取締役、さらに自身のブランド「HIBRIDskateboards」を手がけるプロスケーターでもある。

現在ではアメリカを中心に活躍する堀米雄斗もかつてはHBRIDに在籍しており、堀米在籍時から早川氏は多くの日本人スケーターをDAMN AMやTAMPA AMに挑戦させて来た。そうした経緯からコンテスト主催者側との信頼関係を結んだ上でのDAMN AM日本初開催が実現している。

きっと別に誰かに何かを言われてやった訳ではなく本当にスケートボードやスケーターのことを考えて行動していった結果なのだろう。早川氏の動きは日本のスケーターたちに“夢”を与え、日本のスケート界においてワクワクするような未来を予感させてくれる。

写真・Rie Makino

文・小嶋 勝美

スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。

約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。

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放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

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