フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」が、山森めぐみ原作のホラーマンガ「憑きそい」を実写ドラマ化。7月28日から配信のスタートを記念して、FOD配信前の4~9話を含んだ全話が上映される「FODオリジナルドラマ『憑きそい』公開記念!全話先行試写会」が8月3日都内で開催された。イベントには、監督・曽根隼人、監督/プロデューサー・山口龍大朗、出演者の山田真歩、円井わん、櫛田遥流のほかに、スペシャルゲストとして島田秀平と大島てるが登壇した。
トークセッションにてMCからドラマの見どころを聞かれると、主演の山田は「原作漫画や台本は昼間の明るい時間に、明るいヒップホップでもかけながらじゃないと読めない怖さ。撮影自体は緊張感はあるんですけど笑いが絶えなくて、みんなで面白いものを作ってるんだなって、怖いけど楽しいみたいな毎日でした」と作品の怖さを伝えた。
また、ホラーは苦手ですか?と聞かれると、山田は「私は日本でも5本の指に入るくらい苦手です」と返答し、監督の曽根は「(参考にとおすすめしたホラー映画)をずっとこうやって(手で画面を覆って)見てましたよね」と暴露。
山田は「それでだんだんイスがさがっていって3メートルくらい離れて見ていて、(見えないですよと言われても)見えなくていいんですって。すごく怖がりなのでホラー映画は一度も見たことなかったです。(撮影現場では)オバケの役の方々が本当に怖くて泣いてました」と自身の怖がり具合を語っていた。
手相占いや怪談に詳しい島田秀平は、「年間1000本以上怪談を聞くことがあるんですけど、『憑きそい』には怪談に登場する怪異とか怖いものが随所にちりばめられている。怪談好き、ホラー好きも楽しめる」と絶賛。
霊感があるかもしれない人にだけ出る手相ということで、島田が親指に出るという「仏眼」と掌の中心辺りの「神秘十字」という手相を解説した。山田が「ありますけど。これ違いますか?」と島田に手相を見せながら質問すると「めちゃめちゃありますよ!」と驚いていて、霊感の実感はないと山田は思っているようだが、島田は「手相的に言うと完全にアウト!」と判定を下した。
ドラマ第1話の内容に関連して、電車にまつわる怪談を島田が話し始めると途中で照明も暗くなり怪談チックなBGMが流れてくる。山田は恐怖で顔が引きつっていき、立ち位置も無視して島田から離れて右隣の円井の後ろに回り込むなどして怖がっていた。話が進むにつれて、島田と他の登壇者との距離がどんどん離れていった。