油で脂を落とすダイエットの新常識。MCTオイルでパワーをチャージ! より脂肪を燃やすMCT健康メソッドを徹底解説

2024/03/14
マガジンサミット編集部

「ダイエットは明日からにしよう」人生で幾度このフレーズを繰り返したことか。典型的な三日坊主の筆者は、さまざまなダイエットに挑戦するも未だ目標に達したことがありません。

もうすぐ薄着の季節なのに…いつのまにか蓄えてしまった脂肪、どうしたらいいの?!ということで、今度こそ本気でダイエットに挑むべく、先日、都内で開催されたMCTプラス・コンソーシアム主催の「“MCTで今日から本気だす”応援イベント」に参加してきました。

タレントでボディビルダー、カラダづくりのプロである「なかやまきんに君」(以下、きんに君)と分子栄養学が専門で医師の齋藤真理子先生がゲストとして登壇し、日常生活のなかで無理なく脂肪を燃焼させるチャンスについて徹底解説。MCTオイルを活用した食生活や運動方法などを伺ってきました。

油で脂を落とす!MCTがダイエットに最適な理由

MCTとは中鎖脂肪酸100%の油のこと。オイルの主成分である中鎖脂肪酸は、ココナッツやヤシ科植物の種実などの他、母乳などにも含まれている成分です。一般的な油に比べ体内で約4倍も速く分解されるため、脂肪として蓄積しづらく、継続的に摂取することでエネルギー源となるケトン体を効率的に生成し、脂肪燃焼を促すことが期待されています。

分子栄養学をもとに健康的なカラダづくりをテーマにした著書「『内臓脂肪がなかなか減らない!』という人でも勝手に内蔵脂肪が落ちていく食事術」のなかで、MCTオイルを取り上げている齋藤先生ですが、自身が1ヶ月で、約マイナス21,600㎉(ご飯茶碗92杯分)もの体脂肪が減るダイエットに成功。現在でもリバウンドなく体型を維持しているそうです。

齋藤「体脂肪とは内蔵脂肪と皮下脂肪の総称。皮膚と筋肉と間にあるのが皮下脂肪で、内臓の周りに蓄えられたのが内蔵脂肪です。日本人は欧米人にくらべて、食べ物を内蔵脂肪として貯め込みやすい傾向があり、膨らんだ体脂肪を放っておくと、様々な健康被害の連鎖が起こるリスクがあります。例えば、高血圧や高血糖などを引き起こすことで、さらにカラダへの負担が常態化してしまいます」

肥満は生活習慣病のはじまり。だからといって無理に油抜きダイエットをすればエネルギー不足に陥ってしまうと齋藤先生は警鐘を鳴らします。

齋藤先生は、実際に介護の現場で体力やエネルギー不足を感じる人にMCTオイルのゼリーなどを摂取してもらっているそうで、「手軽で苦しくなく摂れることが素晴らしい。続けることで脂肪をエネルギーとして使える燃焼体質になる」と医師の視点からMCTを推奨。

さらに「MCTを摂り続けることで、いいかえれば、“やせながら、太りづらくなるカラダになる”ということ」と話し、無理せず簡単に続けられることこそが健康習慣に繋がると説明しました。

足りないエネルギーはMCTオイルでパワーチャージ

ボディビルの大会前はカラダを絞るため、食事制限で糖質脂質ともに減らしていたという、きんに君は、体脂肪を燃やさなければならないのに、エネルギー不足を感じたのがきっかけでMCTオイルを試してみたそうです。

きんに君は、「摂ればトレーニングで力がでると感じた。無味無臭で食事とよく合うし気軽に続けられるのが良い」と話し、「ダイエットというとハードルが高く感じるけれど生活の基本的なことがベース。食事と運動の両方を、できる範囲でバランスよくはじめることが大切ですよね」と、日常生活のなかにある“脂肪燃焼チャンス”を、プライベートを交えて紹介しました。

チャンス①

朝ご飯:朝食時にMCTオイルを小さじ1杯ほど摂ると、通勤や家事などでカラダを自然と動かすため、無理なく運動ができてエネルギーに変えられる。

齋藤先生からのアドバイス:MCTは摂ってから3時間くらいにピークをむかえ10時間くらいで分解し終わる。筋肉量が少ない人が摂取する場合は、運動をして脂肪燃焼体質を目指すと良い。

チャンス②

外食時:好きな料理にかけるだけで脂肪燃焼効果の期待アップ。基本的に食べてはいけない食材はないと思うが、カロリーを減らしたいのなら調理方法や調味料、そして量を気にすること。(きんに君談)

齋藤先生からのアドバイス:MCTは満腹中枢を刺激するため食べ過ぎ防止になる。また、糖が脂肪として吸収されにくくなる働きもある。外食時は携帯に便利なポーションタイプがおススメ。

チャンス③

運動時:運動前にMCTオイルを摂ることで持久力を高め、より疲れにくくなる研究結果がある。初心者はウォーキングなど手軽にできて継続しやすい運動からはじめると良い。

齋藤先生からのアドバイス:MCTオイルは、1gあたり9㎉あるため摂りすぎないようにする。また空腹時に摂ると人によってはお腹がゆるくなる可能性もあるので、最初は小さじ半分(2g)からはじめてみると良い。

写真)齋藤先生考案、これからの季節にピッタリ!食べやすく美味しい「夏の脂肪燃焼レシピ」。

斎藤先生考案のMCTオイルと相性抜群レシピ

イベントの後半では、きんに君考案の座っていてもできる脂肪燃焼エクササイズを紹介。「アームサークル」「アームダッシュ」「ベントオーバーハンズアップ」の3つを実演しました。

さらに、エクササイズ後には齋藤先生考案の脂肪燃焼メニュー3品のなかから、きんに君が特にMCTオイルとの相性が良いと思う1品を決める、「かけオイルチャレンジ」に挑戦。「おい、俺の筋肉。どの料理にかけるんだい!」と筋肉に語りかけた後、各料理の前でポージング。新バージョンの「ヤー!ルーレット」を初披露しました。

きんに君が選んだのは、「しょうがと夏野菜のねばねば丼」。実際に、MCTオイルをかけた「しょうがと夏野菜のねばねば丼」を試食し、「メニュー本来の味はそのままに、コクが出ていて、とてもおいしいです!」と絶賛。

齋藤先生は、「MCTオイルは加熱に不向きなので、きんに君のように、出来上がった料理に、そのままかけて食べることがおススメです」と解説しました。

ちなみに齋藤先生が分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン「桜山茶寮」(神奈川・東逗子)は、食材、栄養、味に拘ったカラダ想いのメニューが盛りだくさんのレストランで、MCTオイルが各卓上に配置されており、注文した料理にちょいがけできるそうです。

写真)「桜山茶寮」。神奈川県逗子市桜山3-6-22

さて、うららかな陽気に誘われてウォーキングやお出かけなどが楽しくなる季節。新生活をスタートさせる人もそうでない人も、この機会にスリムで健康的なカラダを無理なく目指して、MCTオイルで今日から本気だしてみてはいかがでしょうか。

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