行定勲監督CMに三浦貴大と土村芳。ジューンブライドしたくなる男のプロポーズ!!

2018/05/30
Shoichi Sato

バスの中。男性は少し落ち着かない様子で、車内を見渡します。目に付く乗客は、若いカップルや幸せそうな親子。そして、長年連れ添ったであろうシニア夫婦。あたりを見渡していた男性のポケットには、何やら四角い箱のようなものが。バスから降りると一目散に、彼女が待つアパートへ走り出します。

この動画は、日本初のブライダルジュエリー専門店として創業した銀座ダイヤモンドシライシの新CM。ジューンブライドを控えた5月28日から全国でオンエアされています。

男性視点のプロポーズを描いた、まるで短編映画のようなCM。それもそのはず。監督を務めたのは「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる行定勲氏です。陽光の使い方やコントラストなど、随所で行定作品に触れることができます。

プロポーズする男性役を演じたのは、映画「進撃の巨人シリーズ」やテレビドラマ「リバース」などに出演する三浦貴大さん。息を切らし、汗を流しながら疾走する姿が印象的でした。

一方、彼女役は朝ドラ「べっぴんさん」で一躍脚光を浴びた土村芳さんです。走って帰ってきた三浦さんに見せた「おかえり」という笑顔がとてもナチュラル。また、プロポーズの指輪を手渡され、涙ぐみながら「今日って何の日だっけ」というシーンは胸キュン必至です。

放映されているCMは15秒と30秒ですが、この動画は是非一度Web限定フルバージョンをご覧ください。三浦さんが住宅街を駆け抜けている途中、子どもたちにトランペットを吹いているおじさんが映し出されます。そのおじさん、エンディングでかなりいい仕事をします。

6月第1日曜はプロポーズの日

「一生に一度の買い物をした男は、なぜだか走りたい。さりげなく渡したかったはずなのに、汗だくになって彼女の元にいく。そういう男心ってかわいいですよね」と話す行定監督。「そういう男心とダイヤモンドって一見かけ離れているイメージがあると思うんですけど、だからこそダイヤモンドの輝きって深くなると思っています」と、今回の作品意図を語りました。

三浦さんと土村さんは理想のプロポーズについて、「今回のCMみたいな」と口を揃えます。

三浦さんは「1カ月くらい前からそわそわしていて、当日にはバレている、みたいなオチだと思うので。思いつきで買って走ってきて渡す、みたいな方がいいかもしれません」とし、土村さんは「私の場合は、外とか人目のある場所でされると恥ずかしくてちゃんと考えてあげられなそうなので、2人だけの空間の中で言われた方が素直に喜んべるんじゃないかなと思います」と述べました。

さて、「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされるジューンブライド。これはヨーロッパの言い伝えが起源とされていますね。「梅雨時期に結婚式はちょっと…」と思うかもしれませんが、「挙式」と「入籍」のどちらをジューンブライドと呼んでも問題ありません。6月にプロポーズしてゆっくり挙式しても、ジューンブライドです。

何を隠そう、6月はそれらしい記念日が目白押し。何と6月の第1日曜日は「プロポーズの日」なのです。さらに、6日は「家族団らんの日」、12日は「恋人の日」、第3日曜日は「父の日」。

世のプロポーズを考えている男性諸君。さぁ、銀座ダイヤモンドシライシに走り出せ!

ちなみに2日は「裏切りの日」だから、気をつけて。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

Shoichi Satoが書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop