小栗旬さんと山田孝之さんの2人が競演する話題のCM、ザ・割れにくいスマホ「arrows」の「割れない刑事」。前作、「追跡」篇では山田さんがスマホを落として画面が割れてしまい、犯人を取り逃がしてしまいました。
続編「タレコミ」篇は2月15日から放映中。激しい雨の中で、車から犯人を見張る小栗刑事のシリアスな表情からスタートします。そこへ傘をさした山田刑事が登場。
「あの店にホシがいるらしい。俺は面が割れてんだ。お前、行けるか?(小栗)」
「俺はスマホが割れてんだ(山田)」
「だから何だ?(小栗)」
シリアスな雰囲気の中のコミカルな2人のやり取りに、思わずクスッと笑ってしまいます。最後はホシを目の前にしながら「今から直しに行ってきます!」という山田刑事。小栗刑事は「だからアローズにしろって!」と車から身を乗り出してアドバイスします。
ちなみに、30秒のロングバージョンでは「アローズ?ありがとう」と山田刑事がお礼を言い、小栗刑事は思わず「自分で買え!」とツッこむのです。人気俳優のこの面白やり取り。画面は割れませんが、腹筋が割れそうです。
プライベートでも仲の良い2人が魅せたアドリブ力
CM撮影は、横浜中華街近くの路地で行われました。プライベートでも仲の良い小栗さんと山田さんが作り上げた、シリアスとコミカルが共存した独特の世界観は今回も健在。ご自身だけでなく、お互いの場面も常にモニターでチェックし、一つひとつのシーンにも妥協を許しません。
山田さんの「今から直しに行ってきます!」や小栗さんの「自分で買え!」のシーン、実はアドリブ。何種類ものセリフや動きを演じ、完成に至ったのです。
また、CMを放映する富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社は先月「スマートフォンの画面割れに関するアンケート調査」を実施。すると、4人に1人以上はスマホ画面割れ経験者だったことが判明しました。
そして、スマホが割れている人は「仕事ができなそう」、「一緒に仕事をしたくない」というイメージが。さらに追い討ちをかけるように、スマホが割れている異性は「落ち着きがなさそう」、「付き合いたくない」などの声が挙がっています。
山田刑事は30秒バージョンCMで「スマホが割れていたらカッコ悪いだろ?女の子にモテないだろ」と言い、犯人確保よりスマホ修復を優先していました。その気持ち、分かります。