有限会社ヴィテス・CVCの代表 安達駿介氏は、自身を「ド田舎億越え経営者」と名乗り、兵庫県加東市を拠点に幅広い事業を展開している。美容サロン4店舗の経営、オンラインスクール「Cruise your vision community(CVC)」の運営、自動車整備事業など多岐に渡る。安達氏の経歴を振り返りながら、事業の軸である、集客のオンラインスクール・CVCの概要や展望を聞いた。

チラシ作成10回の試行錯誤から見えた、理想のお客様との出会い方
16歳の頃に美容室で美容師アシスタントのアルバイトを始めた私。同世代よりも先に下積みを終えていたこともあり、美容専門学校卒業後すぐ、21〜22歳で美容室の店長に抜擢されました。店長としてサロンの集客業務を担当することになり、とりあえずチラシを作って配布してみたものの、それを見て訪れるのは、想定とは違う客層ばかり。技術力の高さがサロンの強みでしたが、お客様はコスパを重視する方の割合が多く、会話が噛み合わないといったもどかしさを感じていました。
そうなると、従業員のやりがいも変わってしまう。そこで何度もチラシを作り直し、計10パターンほどを作成。一番手応えがあったのは、両面カラーコピーの光沢紙を使用したチラシで、メニューは3つだけを厳選して記載し、施術のこだわりや魅力をたっぷり書き込んだものでした。このチラシが大当たりし、私たちが求める来客が大幅に増えたのです。
セールスポイントの打ち出し方や伝え方を工夫すれば、コアな層の集客が可能になる。この気づきをきっかけに、2015年ごろから本格的に店舗集客を学ぶようになりました。17年からAIを活用した広告運用と、ブログの執筆で培った独自のライティング法を融合した自動集客の研究を実施。売上や客単価を上げるノウハウが仕組み化できたことから、20年にCVCを開校しました。
経験から生まれた、実践重視型の集客オンラインスクール

CVCは、集客に悩んだ当時の私が、喉から手が出るほどほしかったノウハウを詰め込んだ、実践型のオンラインスクールです。CVCを開校するまでに、広告代理店やHP制作業者、集客コンサルティングに多額の料金を支払ってきました。共通して言えるのは、集客のための理論は教えてもらえるのですが、文章を書いたり、広告を回したりといった、実際に手を動かす工程は教えてもらえないということです。
だからこそCVCでは、実践を重視し、マンツーマン指導を取り入れています。受講生とオンライン会議でコミュニケーションを取りながら、各受講生が普段取り組んでいる事業のセールスポイントを、講師と一緒に文章に落とし込みます。その文章をもとに、集客の仕組みづくりの土台を構築していく流れです。
チャット上での添削も受け付けるほか、受講生のみが閲覧できるシステム上で、集客ノウハウの解説動画を200〜300本配信しており、好きなタイミングで学べる体制を整えています。これまでに同業である美容師をはじめ、整体師、飲食店経営者、霊媒師など、多岐にわたるジャンルのサービス業の事業者様にご利用いただいており、なかには入会後数日で結果を出した方もいらっしゃいます。
事業の魅力を言語化し、自分の言葉で選ばれる人を増やしていく

CVCを通じて成し遂げたいのは、「自分の事業の魅力をきちんと理解し、自分でその魅力を伝えられる人」を増やすことです。だからこそ、単なるランディングページの作成方法や、広告の運用方法を教えるのではなく、事業の魅力の書き方・整え方・伝え方を、受講生には最初に学んでもらっています。今はAIを使えば、いくらでも文章を作成できる時代となりました。それゆえに、自分の魅力を言語化できる人は強いと思うのです。
CVCでは、集客を学ぶコースのほかに、採用に特化したコースも用意しています。実際に、求人に関するお問い合わせは増加傾向にあります。人を引き込む言葉と、効果的な広告の運用ノウハウがあれば、集客はもちろん、採用活動にも大いに役立てられます。
実際に当社の美容サロンでは、採用難といわれる地方の美容師において、定期的にお問い合わせがあります。経営者として結果を出している私だからこそ伝えられるノウハウを、今後も日本全国の小規模事業者の皆様に発信し、ド田舎でも理想の暮らしができることを体現していきたいと思います。

【取材協力】
有限会社ヴィテス・CVC https://lifejack-videos.xyz/
代表 安達駿介
20代でサロン店長を経て経営に参画。現場経験から「伝え方」の重要性を学び、広告AIとライティングを融合した独自の自動集客モデルを確立する。自社での実証を経て、2020年にオンラインスクールCVCを開校。現在は美容室・整体院を中心に全国300社以上を指導し、年商4億円超を達成している。







