米国市場で未来のライフスタイルを実現!プロトタイプ住宅「HOMMA ONE」完成

2020/06/11
佐藤 勇馬

Copyright 2020 HOMMA, Inc.

スマートでデザイン性の高い建売住宅を手掛ける住宅関連スタートアップ企業「HOMMA, Inc.」は、米カリフォルニア州ベニシア市に未来のライフスタイルを実現するプロトタイプ住宅「HOMMA ONE(ホンマ ワン)」を建設、6月に完成したことを発表するとともに、プロダクトムービー「HOMMA ONE Unveiling」を公開した。

■HOMMA ONEプロダクトムービー :https://www.hom.ma/one

同社は、画一化されていたアメリカの住宅にイノベーションを起こすことを目的にシリコンバレーで創業。「HOMMA ONE」では、モダンデザインを採用し、400平米のスペースとベイビューの立地を最大限に生かした快適で優雅な住空間を実現させた。

照明デザイナーの起用も含め、考え抜かれた機能とライフスタイルに合わせた間取りや空間、独立したトイレルームや靴箱を設置したシューエリアなど、日本文化を活かしたデザインなどに注力。2階に配置されたリビング・ダイニングルームからは風光明媚な景色を最大限に楽しめる構成になっている。

Copyright 2020 HOMMA, Inc.

スマートホーム技術では、人の操作なしで複数のスマート機器を独自のルールに基づいて操作し、快適な居住空間を演出する「スマートオーケストレーション」の第一フェーズを実装。主に「HOMMA ONE」ではライティングとブラインドのスマートオーケストレーション対応に注力し、ビルトインされたスマートホームデバイス群とともに、シームレスな生活体験を実現させた。

「HOMMA ONE」の建設には、サンワカンパニーなど10社の日本の住宅関連事業会社等が部材や製品提供の形でコラボレーション。各社は「HOMMA ONE」を通し、米国の住宅市場への展開や、スマートホームプラットフォームとの連携による新規サービスの提供、新規プロダクトの開発などを目指す。

さらに「HOMMA, Inc.」は、2021年に18戸のプロトタイプコミュニティ「HOMMA Ⅹ(テン)」、2023年にプレミアムコンパクト住宅によるコミュニティ「HOMMA 100」の建設を予定。住宅単体では提供できないサービスをコミュニティ単位の未来型の住宅で提供する。

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佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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