男性シェフ3名が作る注目の“すごい”レシピ3選

2021/07/20
佐伯美佳

男性シェフイメージ

おうち生活が続き、自宅で料理を作る機会が増えていませんか? こだわりだすと、「もっと美味しいものを作りたい」「一流のシェフのレシピが知りたい」なんて願望が出てくることでしょう。そこで今回は、男性シェフたちが教える、シンプルだけど“すごい”レシピを3つ紹介します。どれも動画で観られるので、勉強になりますよ!

■男性シェフが太鼓判! 簡単だけどめちゃ美味しいすごいレシピ3選

1.鳥羽周作シェフ作「おいしくて体にいい すごいフレンチトースト」

鳥羽周作シェフ

まずはじめは、ミシュランシェフで「sio」という代々木上原のレストランのオーナーシェフである鳥羽周作シェフのレシピ。オシャレなフレンチトーストで、これが作れたらシェフ気分を味わえる上に、人にも美味しいものを食べさせられることは確実ですが、実はさらに“すごい”理由があるんです。

それは、藻類の仲間であるユーグレナのパウダーが入っていること。鳥羽シェフは、ユーグレナ社のコーポレートシェフに就任したことを受け、次のようにコメントしています。

「新時代のスーパーフード『ユーグレナ』が持つポテンシャルに感動しました。健康で美味しいをたくさんの人に届けるのは自分の人生におけるミッションだと思ったんです。ユーグレナが持っている『うまみ』には無限の可能性があります。全世界を幸せにしたい、と同じ景色を見ているチーム同士です。『美味しくてついつい食べちゃう。しかも健康にも良い』を目指して、絶対に美味しくします。」

今回のレシピで使用している「からだにユーグレナ グリーンパウダー」は、日光と自然豊かな石垣島で育った石垣島ユーグレナが使われています。石垣ユーグレナは、特に人間が必要とする豊富な59種の栄養素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、DHA、オレイン酸などの不飽和脂肪酸、特有成分パラミロンなどを持ち、細胞壁を持たないため、栄養の消化吸収率も高い特長があるスーパーフードだとされています。

美味しいけど栄養の偏りが心配…といったフレンチトーストのようなレシピでも、ユーグレナを合わせることで栄養をたくさん含んだ食事になり、罪悪感もなくなってしまうというすごい要素があるのが今回のレシピ。これは毎日の朝食やランチに持ってこいですね。

さあ、バゲットとユーグレナパウダーを用意して、ぜひ作ってみましょう。

「おいしくて体にいい すごいフレンチトースト」

「おいしくて体にいい すごいフレンチトースト」

【材料(4人分)】

・バゲット 1本
・卵 5個
・グラニュー糖 75g
・牛乳 100g
・生クリーム 75g
・バニラエッセンス 5摘
・バター 20g
・メープルシロップ 大さじ4
・粉糖 適量
・からだにユーグレナ グリーンパウダー 1本(5g)

【作り方】

(1)バゲットを8等分にカットする。

(2)ボールに卵を割り入れ、グラニュー糖を加えてよくすり混ぜる。

(3)ユーグレナグリーンパウダー、牛乳、生クリーム、バニラエッセンスを順に加えてその都度よく混ぜる。

(4)深さのある容器にバゲットを並べて、上から卵液をかけて一晩置き、中心まで浸透させる。

(5)フライパンにバターを溶かし、バゲットの断面を下にして入れる。

(6)両面に焼き色が付くまで弱火で焼く。

(7)皿に盛り付けて、粉糖、メープルシロップをかける。

作り方は超簡単! 鳥羽シェフいわく、ユーグレナは抹茶のような味で普通に食べて美味しいとのこと!「卵とメープルとユーグレナが合っちゃってる」そうですよ。

2.料理人城二郎シェフ作「豚肩ロースのガッツリ生姜焼き」

料理人城二郎シェフ

さあ、続いてはおかずの定番、生姜焼き! 大好きという人も多いのでは? そんな生姜焼きが、一流シェフのレシピで本格的な味が実現しちゃうんです。

こちらのレシピを教えるシェフは、料理人城二郎さん。20代で国内外の星付きレストランで修業した後、料理長として腕をふるい、YouTubeでも多数の料理動画を配信しています。

kurashiru(クラシル)によれば、今までの生姜焼きのイメージを覆す、ボリュームたっぷりの生姜焼きだというのですから期待大!

早速、見ていきましょう!

料理人城二郎シェフ作「豚肩ロースのガッツリ生姜焼き」

「豚肩ロースのガッツリ生姜焼き」

【材料(1人前)】

・豚肩ロース(厚切り・1枚) 200g
・塩 2g
・ニンニク 1片
・生姜 10g
・(B)はちみつ 15g
・(B)粒マスタード 10g
・(A)しょうゆ 大さじ1
・(A)料理酒 小さじ2
・無塩バター 10g
・オリーブオイル 小さじ1
・水(調整用) 適量

付け合わせ

・キャベツ(千切り) 適量
・蒸し玉ねぎ 適量

【作り方】

準備 生姜は皮をむき、みじん切りにしておきます。ニンニクはみじん切りにしておきます。

(A)(B)はそれぞれボウルに入れておきます。

(1)豚肩ロースは余分な脂を切り落とし、分厚い脂に切りこみを入れます。

(2)塩をまんべんなくふり、2分程置きキッチンペーパーで水気を拭き取ります。

(3)フライパンを中火で熱しオリーブオイルをひき、煙が出てきたら(2)を側面の脂から焼きます。焼き色がついたら、両面を焼き色がつくまで焼き、一度取り出します。

(4)同じフライパンを中火で熱し、無塩バターを加え、薄く色がついたら(3)を戻し入れます。極弱火にし30秒~1分ごとに裏返し、豚肩ロースに火が通るまで焼き、取り出します。

(5)同じフライパンを強火にかけニンニク、生姜を入れ香りが立ったら、(B)を加え中火で煮詰め、(A)を加え弱火にしトロッとするまで煮詰めます。水を入れて調整します。

(6)(4)を戻し入れ、弱火でソースを絡め、火から下ろします。

(7)食べやすい大きさに切り分け、器に盛り付けます。付け合わせの材料を添え、フライパンに残ったソースをかけて完成です。

●料理のコツ・ポイント

・食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

・こちらのレシピは、はちみつを使用しております。1歳未満(乳幼児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。

・はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。

・今回は耐熱性のゴムべラを使用しています。ご使用のゴムベラよっては溶けてしまう恐れがあるので、耐熱性のものをご使用ください。

 

盛りつけられた姿は、これまでの生姜焼きとは一線を画している上品さ。試食したシェフは「いや、すいません。めちゃうまいっス」の一言。白ごはんが進む、進む……。そんなに手をかけたら、うまいに決まってます!

シェフ直伝の細かなノウハウがたっぷりのレシピ動画は、料理全般の参考になりますよ。

クラシル内動画(https://www.kurashiru.com/recipes/8ceb44da-ab11-4693-9398-b82d04b51c97)

3.細田健太郎シェフ作「飽きが来ない!爽やか明太子スパゲティー」

細田健太郎シェフ

最後は、明太子パスタ! 何気ないパスタも、シェフが手がければ一流の味と見た目に!

これはDELISH KITCHENで展開されているレシピ。シェフは名門イタリアン サローネグループ所属で、biodinamico(ビオディナミコ)支配人の細田健太郎シェフです。

この「飽きが来ない!爽やか明太子スパゲティー」のポイントは、レモンの香りと明太子のピリ辛の部分の掛け算だとか。

材料はとってもシンプルでそろえやすいのも嬉しいところ。ぜひチェックしてみましょう。

細田健太郎シェフ作「飽きが来ない!爽やか明太子スパゲティー」

細田健太郎シェフ作「飽きが来ない!爽やか明太子スパゲティー」

【材料(2人分)】

・スパゲティ(1.9mm) 200g
・明太子 2本(80g)
・にんにくオイル 大さじ1と1/2
・有塩バター 20g
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1と1/2
・レモン汁 大さじ1/2
・パスタの茹で汁 適量

〈トッピング〉

・大葉 8枚
・刻みのり 適量
・レモン(輪切り) 2枚

【作り方】

(1)明太子は薄皮と身に分ける。

(2)大きめのボウルに薄皮、エキストラバージンオリーブオイル、バターを加えて混ぜる。

(3)小さめのボウルに身、にんにくオイル、レモン汁を加えて混ぜる(明太子ソース)。

(4)鍋にたっぷりの湯をわかし、塩(分量外:適量)、スパゲティを入れて袋の表示時間通りに茹で、水気を切る。パスタの茹で汁はとっておく。[湯1Lに塩小さじ2が目安です。]

(5)大葉は千切りにする。[大葉は使う直前に切りましょう。香りをより楽しめます。]

(6)(2)にスパゲティ、パスタの茹で汁(適量)を加えてバターが溶けるまでよく混ぜ、薄皮を取り除く。[パスタの茹で汁は様子を見ながら少しずつ加えてください。大さじ2~3が目安です。]

(7)器に盛って明太子ソースをかけ、大葉、刻み海苔、レモンの輪切りのせる。

〈にんにくオイル〉

・ピュアオリーブオイル 大さじ6

・ニンニク 4かけ

・唐辛子 1本

(1)にんにくは包丁の腹でつぶす。

(2)小さめ鍋にすべての材料を入れ、にんにくの色が濃い茶色になるまで弱火で40分加熱する。

(3)耐熱容器ににんにくごと入れて冷ます。

実食していた女性は、明太子の辛みのあとに来るレモンの香りが爽やかで、バターなどのコクもあるので、ただ爽やかだけではないとの感想を述べています。

これは食べ応えもあって、爽やかで夏にぴったりのパスタといえそうですね。

*

男性シェフたちが手がけるすごいレシピを3つご紹介してきました。どれも手取り足取りシェフが教える動画で観ることができるので、とっても勉強になります。ぜひ作ってみましょう。

男性シェフイメージ

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この記事を書いた人

佐伯美佳

国内出版社のWeb媒体を中心としたライター。Web業界を経て、ライターとして独立・起業。健康・美容・グルメ・ライフスタイル・ビジネスのジャンルを中心に執筆中。思わず読みたくなり、読んだら得する情報を発信してまいります。

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