札幌のいくら丼、石狩のちゃんちゃん焼き、江別の珠粕シチュー、千歳の千歳バーガー、北広島のなまらうまい豚、新篠津の白米、恵庭のジンギスカン焼きそば、当別のスマイルポーク……。
うわーっどれも喰いてーっ。この下にある動画は、空腹時閲覧注意。
どうよ。キテるでしょ。このシズル感に女子たちのスロー映像。この絶品たちは、すべて札幌広域圏と呼ばれるエリアのご当地グルメ。
この8品を食べ歩く旅に出たい。出たい!
ちょっと待って! 札幌といえばいま、「さっぽろ雪まつり」のまっただなか。
こうなったら、この8品の喰い倒れ旅にさっぽろ雪まつりをオプションでつけた、“旨キレイ札幌旅”に行こうじゃないか。
ことしのさっぽろ雪まつりの見どころは?
ことしのさっぽろ雪まつりはどうよ、ってことで、公式ホームページを見てみると……。
おもな3会場で、「熱くてキン冷えの世界」が展開しているらしい。
「北海道」命名150年を祝う「Happy Birthday! Hokkaido.」
会場:2丁目 道新 氷の広場
「北海道」命名150年を北海道の動物たちが祝福している氷のバースデーケーキがドーン。エゾナキウサギ、エゾリス、キタキツネ、エゾシカ、シマエナガたちがケーキを囲み、ヒグマは鮭を抱えてる。夜には「光と音のショー」があり、氷像が華やかにライトアップ!
この氷のバースデーケーキのデザインは、パティシエの藤島江里氏。藤島氏は、日本最大の洋菓子コンテスト「2017ジャパン・ケーキショー東京」マジパン仕上げ部門で最高位の賞を受賞しているプロ。
幻想的なイルミネーションの「Pacific Music Festival」
会場:5丁目東 ふれあいアート広場
一流の音楽家たちが世界の若手音楽家を育成する国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)」の創設者、レナード・バーンスタインの生誕100年を記念した大雪像。 5tトラック280台ぶんの雪を使用し、高さは12m。夜には、バーンスタインが創設に込めた想いなどを紹介する映像投影と、若手声楽家たちによる合唱のステージも毎日実施。
同会場には、「札幌スタイル認証製品」を販売するブースもあり、札幌らしいモチーフや素材を使った雑貨、雪まつり限定商品が人気だとか。
屋内外で雪を使ったアクティビティ
会場:つどーむ会場
つどーむ会場では、思いっきり雪遊びを。全長約100mのチューブスライダーや、スノーモービルが引っ張るラフティングボートで雪原を滑走!
小さな滑り台や初登場の雪のトンネルでは子どもたちがおおはしゃぎ。氷のグラスづくり、雪の結晶を観察する、北海道らしい体験もできちゃう。
メシテロ動画に出てくる札幌広域圏の絶品グルメの詳細
いくら丼(札幌市)
ドンブリに溢れんばかりに新鮮ないくらが乗ったいくら丼。スプーンですくってもご飯が見えないぐらいの豪快な盛り付けは、新鮮な海産物が集まる札幌ならではの名物料理。贅沢に口いっぱいに頬張った瞬間は、まさに、至福。
ちゃんちゃん焼き(石狩市)
鮭と野菜を鉄板で焼いた石狩名物の郷土料理。「お父ちゃんがつくるから」「ちゃちゃっとつくれるから」など、名前の由来は諸説あり。できたてアツアツのちゃんちゃん焼きは、味噌とバターの味付けによって、ご飯がどんどんすすむ一品。
珠粕シチュー(江別市)
江別産の小麦を使用した「江別小麦めん」と、江別の地酒「瑞穂のしずく」の酒粕を使い、クリームシチューで煮込んだ、スープパスタ風の新感覚シチュー。酒粕とアサリの風味が漂い、体の芯から温まることができる、この時期にぴったりの名物。
千歳バーガー(千歳市)
2014年に誕生した、北海道で鶏卵生産量トップクラスを誇る“千歳産の卵を使ったご当地ハンバーガー”。現在は千歳市内の20店舗以上で販売中。そのなかにはジェラートを使ったスイーツバーガーなど、個性あふれる「千歳バーガー」が独自の進化を遂げている。
なまらうまい豚(北広島市)
6時間じっくり煮込んでトロトロになったやわらかい角煮と、濃厚でまろやかな北海道産のチーズと小麦を使用した生地で、一つひとつ手包みした絶品中華まん。2種類の小麦を使用しているため、「ふっくら・しっとり」とした食感が楽しめる。
白米(新篠津村)
北海道は新潟県と1、2を争う米どころで、中でも新篠津村は、北海道の豊かな自然に恵まれた道内有数の米の産地。「ななつぼし」や「ゆめぴりか」などのうまさは折り紙つき。特に「ゆめぴりか」はモチモチとした食感と甘みの強さで、ファンも多い。
ジンギスカン焼きそば(恵庭市)
北海道の食文化である「ジンギスカン」と「焼そば」を融合した人気のB級グルメ。北海道産小麦を100%使用したモチモチの麺にジンギスカンのタレ、さらには野菜とお肉のエキスが絡んだ絶品。道外からも根強い人気を持つ北海道の新定番。
スマイルポーク(当別町)
当別町にある「とうべつ浅野農場」で生産されるブランド豚。札幌の有名なラーメン店でもチャーシューとして使用され、クオリティの高い豚肉として知られる。徹底した防疫管理で育った健康的な豚は、脂身の白さが際立ち、甘みとコクが特徴。
―――どうよ。行きたくなったでしょ。札幌。もうこうなったら、1日1品試しながら雪まつりを体感する、8泊9日の札幌旅もいいかも。