進化した「線香花火」で夏の終わりに粋な演出

2016/09/05
放送作家 石橋アキ江

夏休みやお盆休みに友人や、家族と、楽しいひと時を過ごした方も多いと思いますが、9月に入り、会社の同僚と夏の思い出を語り合う…そんな時に、眩しかった夏にピリオドを打つ粋な演出をしてみては如何でしょぅか? 

 

夏と言えば花火!夏真っ只中に見る、大きな花火もいいですが、夏の終わりを、控えめながらに情緒ある線香花火で締めくくるなんて如何でしょうか。そこで、進化した線香花火をご紹介します。周りから予想していないサプライズに注目を集め、株を上げちゃいましょう!

 

火の玉にこだわった、線“光”花火『ひかりなでしこ』

出典:http://www.aroboshop.com/

 

1日約200本のみ限定生産。日本製の高級線香花火の走りとも言える存在であるこの花火、火をつけてから見せる光の大きさにこだわり、最も大きく火花が舞い散る「松葉」の場面では火花が最大30cmにもなると言います。草木染めの優しい色の和紙と装飾に、職人のこまやかな思いを感じる一品です。ほんの数十秒の短い間ですが、牡丹・休止期・松葉・散り菊と、4つの表情を魅せてくれるそうです。

やまと花火HP

http://www2.wind.ne.jp/gun_kako/hikarinadeshiko.htm

 

持ち手もオシャレにした線香花火『花々』

 

お値段一万円…とちょっとお高いですが、女子の心をキュンとさせる一品! 線香花火の持ち手が、綺麗なお花で作られ、遊ぶのがもったいないほど見た目もキレイなのが特徴。和蠟燭と蠟燭立てもついているという、正に素敵女子にぴったりな花火ですね。

さらに、『花々』を作っている筒井時正玩具花火製造所には、『進化した花火』がまだまだあります。それが『金属花火』。添加する金属によって、花火が表情を変えるのですが、チタニウムは「しとしと」、マグナリウムは「ぱちぱち」、アルミニウムは「さらさら」と、これまでに見たことのない花火が楽しめるそうです。

 

筒井時正玩具花火製造所HP

http://tsutsuitokimasa.jp/

物語を持つ手持ち花火『fireworks』

公式instagramより

 

『fireworks』は、パッケージも現代風で洒落な手持ち花火ですが、「カップル用」「ファミリー用」「フレンド用」など、どんな人と一緒にすると良いのか? と言うアドバイスがついています。さらに「花火職人も太鼓判」「なんか良いムードになる花火」「はじめての花火」などと、1つずつに名前がついているのも話題になった理由です。色や、花火のデザイン、音にまで拘っている本格的な花火は、海外の人にも人気を集めそうです。

 

『fireworks』HP

http://enjoyfireworks.jp/products/

 

最近では、花火1本1本にコンセプトがあったり、花火自体かなり高級な素材を使ったものであったりと、子供が楽しみにしていた花火だけではありません。大人が楽しめる一味違った“演出”に拘った花火が人気を集めているようです。夜空一杯に広がる花火もいいですが、数名で夏の終わりを惜しむような花火も心に沁みそうですね。

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放送作家 石橋アキ江
この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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