花粉、風邪予防、通勤通学の間、電車の中で空気が汚れている…など、理由はそれぞれありますが、最近マスクをしている人を街で多く見かけますよね。そんなマスクですが、年々進化しているのをご存知ですか? 形、素材、匂いに潤いまで、色々なタイプが販売されているマスクをタイプ別に、都内のドラッグストアで働く登録販売員のIさんに教えて頂きました。
フィット感重視
出典:http://www.unicharm.co.jp/index.html
立体マスクはなんと言っても、フィット感。顔とマスクの間に隙間を作らないようにすることで、花粉やウイルスの侵入を防止しやすいというところが重要視されています。しかし、“隙間を作らないようなフィット感”と言いながらも、口元には空間を持たせて会話をしやすくしたり、口紅が付かないようにしてあるんです。
空気清浄重視
出典:http://hc.kowa.co.jp/3jigen/
全面がプリーツ状になっているアコーディオンのような形が、空気清浄機にも用いられているフィルター的な効果が期待できると言われています。少ない面積の中に表面性を増やすことができるので、自分にあったサイズへの調整が簡単で、口の動きにも柔軟に対応することができます。
肌ざわり重視
出典:https://www.tamagawa-eizai.co.jp/
肌触りのよい不織布を使用し、シルクのような柔らかな優しい肌ざわりが、敏感肌の方を中止に人気です。
においに敏感な方
タブレットがマスクに!?
出典:http://www.suzuran-corp.co.jp/frisk_mask_html/
世界初FRISKがマスクになった! と話題になっている商品。メントールが織り込まれているマスクなので、付けていると、のども鼻もスーッと爽快。
ハーブに癒されるマスク
ローズ、ジャスミン、ラベンダー、カモミール、ベルガモットなど、ハーブの香りに包まれアロマで癒される時間と、女性を中心に話題です。
のどの潤いが気になる方へ
フィルター中の水分が呼吸によって蒸気となりのどをうるおしてくれる仕組みで、たっぷりの水分がうるおいを持続するとされています。“口に付ける加湿器”と、ある番組で紹介されているほど。就寝時に使用するのがお勧めです。
メガネが曇る方へ
鼻のラインに合わせてマスク上部が変形可能なため、息がメガネの方向に向かない構造。さらに、鼻や口からの温かい息をおさえ、口に近い場所から逃がす「息もれ防止シート」でくもりにくいとされています。
マスク一つとってみても、それぞれ特徴を持たせたものが最近では次から次へと発売されています。その日、その時の気分でマスクを選ぶのもいいですね。