ソニーが、新しい感動を創り出し、次世代を担うクリエイターの育成を推進する活動プラットフォーム『Sony Creators Gate(ソニークリエイターズゲート)』をさらに深化させる取り組みとして、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」(以下、SSFF & ASIA)と、ポルトガル発祥のグローバル・クリエイティブコミュニティ「Trojan Horse was a Unicorn」(以下THU)、2つの国際的なプロジェクトのサポートを発表しました。
これは、大容量のデータ通信5G新時代を迎えるなど、日々進化する技術と文化において、世界に向けて新しいことに挑戦するクリエイターと共に、ソニーのアイデンティティである“テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニー”を体現していく活動です。
SSFF & ASIA「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」
1999年に始まり※、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭であるSSFF & ASIAは、毎年6月に原宿表参道エリアを中心に開催され、世界中から10,000を超える作品が集まります。(※ 名称は2000年まで「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」)
ソニーでは、翌年のアカデミー賞短編実写部門への推薦につながるオフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)を企業としてSSFF & ASIA史上初めてサポート。さらに、SSFF期間内に「Creators’ Junction partnered with Xperia™」のイベントを開催予定です。
2019年には学生クリエイターを募り、ソニーモバイルコミュニケーションズのフラッグシップスマートフォン「Xperia 1」に搭載されている「Cinema Pro」で短編映画製作に挑戦するプロジェクト「Xperia Cinema Pro Student Challenge」を開催している同社。
スマートフォンという身近なツールを駆使しながら、日常を描き出す映像作品やコンテンツを創造する試みを通じて、新しい映像文化や潮流を次世代クリエイターと一緒に探求していきたいとしています。
THU「Trojan Horse was a Unicorn」
2013年にポルトガルで生まれたTHUは、世界70以上の国と地域から3DCGやVFX、ゲーム、コンセプトアートといった様々なジャンルのクリエイターらが集結するグローバル・クリエイティブコミュニティです。
参加者は開催地であるマルタ島に6日間滞在し、ゲストスピーカーやアーティストによる講演やディスカッション、技術を学ぶマスタークラスなどを体験。これらクリエイティブ・ブートキャンプを通してアイディアやインスピレーションなどを鍛え、感性を刺激し合います。
THUでは、THUのスピリッツをコンパクトに体験できるイベント「THU Gathering」を過去2度にわたり東京で開催しており、各国で活躍するアーティストや企業、学生らを繋ぐ機会を創造し提供しています。
ソニーは、同コミュニティのグローバルパートナーだけでなく、若手クリエイター向けのコンペティション「Sony Talent League by THU」をサポート。単なる制作ツールの提供にとどまらず、アニメ、映像、ゲーム、VRといった表現の垣根を超えた新しいクリエイティブを創出する次世代のタレントの発掘なども含め、クリエイターに寄り添い、共に新しい表現の可能性を探求していきます。
新時代のスター・クリエイターの発掘を目指す
今回のSSFF & ASIAおよびTHUのサポート表明についてソニーでは、「クリエイターの創造性を広げ、さまざまな感動体験を生み出してきた“クリエイティブエンタテインメントカンパニー”として、無限のポテンシャルと可能性を秘めた新時代のスター・クリエイターの発掘を目指している。既存のプラットフォームだけに捕らわれずに、進化するテクノロジーと共に、今までにない表現やプロジェクトで驚きや感動を届けられるような、そんな出会いを期待したい」とし、両プロジェクトを通し、クリエイターたちが飛躍するきっかけとなるような、刺激的な機会を提供できれば嬉しいとコメントしています。詳細は『Sony Creators Gate』公式サイトhttps://www.sony.co.jp/creatorsgate/まで。