故郷被災の黒木華、新CMで震災リスク伝える…「地震保険って、なんで必要?」

2023/09/05
佐藤 勇馬

一般社団法人「日本損害保険協会」は、関東大震災から100年を迎える2023年度の地震保険の新広報キャラクターとして女優の黒木華さんを起用。新CM「地震保険って、なんで必要?」篇が8月31日より全国で放映開始されました。

黒木華さんは、2018年の大阪府北部地震で震度6弱を記録した大阪府高槻市の出身。震災リスクを説得力のあるメッセージとして共有できる存在として、広報キャラクターに選ばれました。

[https://youtu.be/N021h7HhhtA]

新CMは「なぜ、地震保険に入るといいんだろう?」という黒木さんの自問自答から始まり、実際に保険金を受給した過去のある人たちから、それぞれの「暮らし」が地震保険によって守られたエピソードが語られます。そんな人たちの声を通して、地震などの大きな災害が発生した後にも一人ひとりの大切な暮らしがあることや、「もしも」の時に暮らしを守るために必要なものは何なのかという答えに気がつく、というストーリーとなっています。

撮影では、窓から光が差し込むアトリエを模したスタジオセットと黒木さんの優しい雰囲気が相性抜群で、画面越しでも伝わるほど温かな空気感に包まれた現場に。撮影の合間には、黒木さんがエキストラの子どもに笑顔で手を振ってコミュニケーションをとる場面もあり、終始現場を和ませていました。

また、新CMの放映に合わせ、3種類のウェブCMを公開。地震保険に関する3つの疑問について、テレビCMと同じように実際の受給者の声などを通してひも解いていきます。地震保険の必要性に関して、黒木さんとともに理解を深めていくことができる内容となっています。これらは特設サイト広告ギャラリーなどで閲覧することができます。

さらに、日本損害保険協会は8月30日より、地震発生時の住まいの推定被害状況を確認できる新デジタルコンテンツ「地震被害チェッカー」を特設サイトで公開しました。

「地震被害チェッカー」は、地震工学を専門とする工学院大学建築学部教授の久田嘉章さんの監修の下、地震が起こった場合に自分や家族の暮らしを支える「住まい」がどの程度被害を受ける可能性があるのかを可視化するデジタルコンテンツ。建物の構造や耐震性をもとに区分した4つのパターンから建物を選択した後、実際にスマートフォンを揺らすことで、加速度センサーを活用して推定被害がチェックできます。

画面上に表示された建物が壊れ、「震度5弱~5強」「震度6弱~6強」「震度7」の3段階で、選択した建物の屋外/屋内双方の具体的な被害内容が提示されるため、大人から子どもまで震災後の住まいの被害状況を直感的に体験できます。特設サイト内のコンテンツ「保険料シミュレーター」で、経済的な備えについても想定することが可能なコンテンツとなっています。

同協会は「関東大震災100年を契機として防災意識が高まるなか、本コンテンツを通じて、より具体的に地震の被害想定をイメージできるようにすることで、地震への備えについてさらなる意識向上を図るとともに、地震保険の必要性を呼びかけていきます」としています。

【地震被害チェッカー特設サイト】
https://www.jishin-hoken.jp/higai-check/

【特設サイト広告ギャラリー】
https://www.jishin-hoken.jp/ad/

[https://youtu.be/-GhFCBsk-FI]

[https://youtu.be/NXKdtGCty78]

[https://youtu.be/2WVaaYzKES4]

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佐藤 勇馬
この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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