無観客の新しいカタチ。5Gを活用したサテライトライブでマカロニえんぴつ熱唱!

2022/03/22
Shoichi Sato

新型コロナウイルス感染拡大によって、多くの音楽フェスが中止となっていました。そんな中で開催されたのが「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2022サテライトライブイベント」。5Gや8Kの技術を活用し、メイン会場と離れたサテライト会場でも、生ライブさながらの臨場感を体験することができました。

KDDI株式会社が3月15日に、都内で開催した同イベント。メイン会場では「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2022」がスタートしました。スペースシャワーTV視点で2021年の音楽シーンを総括し、あらゆるコンテンツで功績を挙げたアーティストらを表彰します。MCを務めるのは、いとうせいこうさん、ハマ・オカモトさん、emmaさん。ベストロックアーティストに輝いたのは、昨年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲得したマカロニえんぴつでした。

煽りVTRとともに、メイン会場に現れたマカえん。サテライト会場も大盛り上がりです。オープニングで披露したのは「なんでもないよ、」。ストリーミング累計再生回数が1億を突破しているヒット曲です。優しいメロディーに、サテライト会場に足を運んだ観客は手拍子などでリズムに乗ります。まるで、すぐそばでライブを楽しんでいるかのようなレスポンス。間髪入れずに続いて流れた代表作「恋人ごっこ」でサテライト会場の熱量もピークに。

リリースされた曲のほとんどに大型タイアップがつくなど、飛躍の年となった2021年のマカえん。「あまたいるロックバンドの中で選んでくれて嬉しい」とコメントを寄せました。

5Gで可能にしたインタラクション演出も

さて、ライブ、表彰式の次に展開されたのがインタラクション演出です。メイン会場とサテライト会場を中継でつなぎます。ちなみに、両会場をつないでいるのはスマートフォン端末のみ。「高速・大容量」、「多接続」、「低遅延」というメリットを持つ5Gだからこそ可能となった無線のコール&レスポンスです。

MC陣から雰囲気を聞かれ、サテライト会場の観客らは手を降るなどして応えていました。海外との中継などによく見られるような音や映像の誤差もなく、ストレスフリーでコミュニケーションが取れています。

ニューノーマル時代における新しいライブの可能性を示した「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2022」。5G技術は会場に足を運ばなくても、あたかもアーティストが自分の目の前で演奏しているような体験を提供してくれます。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

Shoichi Satoが書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop