松本伊代、2度目のカバーライブで名曲熱唱 10月12日に45周年記念ライブ開催も発表

2026/03/16
マガジンサミット編集部

松本伊代が3月15日、東京・BLUES ALLEY JAPANでカバーライブ「Iyo Matsumoto “Adagio” due」を開催した。昨年に続く2回目のカバーライブで、今回はギターとキーボードのみの編成によるゆるやかなステージ。松田聖子や槇原敬之、竹内まりやらの名曲に、自身の楽曲も織り交ぜた構成で客席を魅了した。終盤には、2026年10月12日に45周年記念ライブを開催することも発表され、会場は大きな拍手に包まれた。

この日の1曲目は『雨の恋人』。続く『くれないホテル』まで、大人びた空気をまとったナンバーをしっとりと届け、会場を一気にライブの世界へ引き込んだ。最初のMCでは、遠方から集まったファンへの感謝を伝えつつ「WBCが忙しい中、目黒まで来てくれて、私に時間をくれてありがとうございます!」と笑顔。

リハーサル中に試合結果を知ったことも明かし「私が見てなかったから負けたんだわって。大谷さんが泣いていらしたって。きょう帰ったらすぐにNetflix見なくちゃ」と時事ネタも交えて会場を和ませた。その一方で「きょうは暗い気持ちにならず、皆さんと明るい気持ちで過ごしたい」と呼びかけ、ライブの空気を前向きに整えた。

今回の選曲については、45周年を意識したものだったという。今年デビュー45周年を迎える松本は「45年前の自分に戻って、デビュー前、デビュー当時に好きだった曲などを選んでみました」と明かした。自身のキャリアの節目を見据えながら、原点をたどるようなセットリストを組んだ形である。

続く『初恋』『SEPTEMBER』では、会場の空気も一段と華やいだ。『初恋』については、歌詞の「放課後の校庭を走る君がいた」という一節に触れながら、「中学生のとき、教室の窓から校庭を見ているシーンが思い出されますね」としみじみ。当時は電車に乗って通学していたといい「とても好きだった男の子がいたりして、胸がきゅんとしますね。それ以上は教えられないんですけど」とはにかんだ。続けて披露した『SEPTEMBER』は、デビュー前に課題曲として練習していた思い出の1曲で「とても好きな歌です」と紹介した。

ライブ中盤では、自身の楽曲『風のソネット』も披露した。シングル曲ではなく、ファーストアルバムに収録された1曲で「45周年ってことで、初心に帰ろうと思って」と選曲理由を説明。前々から歌いたいと思っていながら、なかなか歌う機会がなかった楽曲だといい、節目の年ならではの一曲となった。

さらに、稲垣潤一の『ドラマティック・レイン』、石野真子の『春ラ!ラ!ラ!』と続き、会場の熱気は上昇。『春ラ!ラ!ラ!』の前には石野との思い出にも触れ、舞台で共演した際のエピソードを披露した。おっとりした印象だけではない石野の一面や、現在も続く交流について語る場面からは、松本の飾らない人柄ものぞいた。

松田聖子への思いを語るくだりも印象的だった。松本は、楽屋で「一緒におそば食べる?」と声をかけてもらった思い出を振り返り、「存在するんだって再確認した」と当時の驚きを回想。昨年は松田のコンサートにも足を運んだとのことで「やっぱり聖子さんはすごい」と改めて感じたという。その流れで披露された『赤いスイートピー』には、大きな拍手が送られた。

後半には『夢で逢えたら』『どんなときも。』を届けた。ラストナンバーの前には「楽しい時間を過ごせることがうれしくて、幸せです」と感謝を伝え、「元気をくれて、背中を押してくれる曲です。ぜひ皆さん一緒に歌ってください!」と呼びかけた。会場は手拍子と歓声に包まれ、そのままアンコールへとなだれ込んだ。

アンコールでは、自身の代表曲『センチメンタル・ジャーニー』をロッカバラード ver.で披露。「いつもと違ったアレンジでお送りしたいと思います」と紹介し、しっとりとした新鮮なアプローチで観客を引き込んだ。カバー曲中心のライブを経て、最後に自身の原点ともいえる楽曲を届けた流れは、この日のステージを象徴する締めくくりでもあった。

そして曲後には「ここで重大発表があります」と切り出し、2026年10月12日に秋の単独コンサートを開催することを発表した。会場は東京都内で、詳細は後日発表予定。「ぜひ、きょうのように集まっていただけたらうれしいです」と呼びかけると、客席からは大きな拍手が起こった。

最後には「きょうはありがとうございました。気をつけて帰ってください!」と締めくくり、ファンからの「伊代ちゃーん!」という大合唱の中、ステージを後にした。

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