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菅原文太「木枯らし紋次郎」シリーズ、「まむしの兄弟」シリーズ、『真田幸村の謀略』(1979年)など、50年以上に渡り数々の娯楽大作を世に送り出してきた日本映画界のレジェンド・中島貞夫監督の20年ぶりの長編時代劇、高良健吾主演『多十郎殉愛記』が4月12日(金)より公開されます。
本作は「京都撮影所の伝統である“ちゃんばら”を後世に伝えたい」という熱い思いから、日本映画界のレジェンドである中島貞夫監督が20年ぶりにメガホンをとった、平成最後の“ちゃんばら”時代劇。根無し草のように生きながらも、ひとたび剣を持てば凄まじい強さと色気を放出する新ヒーロー、多十郎を演じるのは、本作で初の本格的な“ちゃんばら”に挑んだ高良健吾さん。儚げな表情の中に芯の強さを秘めた、ワケありの小料理屋女将おとよ役には多部未華子さん。そして、大志を抱いて京へ上ってきた多十郎の弟・数馬を木村了さん。後に“維新の三傑”と呼ばれた桂小五郎を永瀬正敏さん。多十郎に前に立ち塞がる最強の敵・溝口蔵人を寺島進さんが演じます。また、本作には中島監督の一番弟子である熊切和嘉が監督補佐として参加。
3月25日には、帝国ホテルにて、平成最後のちゃんばら時代劇完成を記念し、本作の豪華キャストが記者会見に登場。
登壇したのは、高良健吾さん、多部未華子さん、木村了さん、永瀬正敏さん、寺島進さん、本作のメガホンを取った中島貞夫監督。
全員が和装で登壇。記者会見では、各キャストの本作への熱い思いが語られました。
映画『多十郎殉愛記』あらすじ
幕末の京都。親の残した借金から逃げるように脱藩して風雲急を告げる京の都へ上洛してきた長州脱藩浪人・清川多十郎。大義も夢もなく日々を無為に過ごす多十郎は好意を寄せるおとよの想いに気づかない。新選組による取り締まりが強まる中、腹違いの弟・数馬が脱藩し、兄の元へとやってくる。その頃、町方からの注進で多十郎の存在を知った京都見廻組は、新選組に先んじて手柄を立てようと多十郎の捕縛に動き出す。三者三様、それぞれの想いを胸に死闘が繰り広げられる。
出演:高良健吾 多部未華子 木村 了 永瀬正敏(特別出演) / 寺島 進
監督:中島貞夫 脚本:中島貞夫 谷 慶子 監督補佐:熊切和嘉
製作:「多十郎殉愛記」製作委員会 制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
制作プロダクション:ザフール 制作協力:東映京都撮影所
配給:東映/よしもとクリエイティブ・エージェンシー
公式サイト:http://tajurou.official-movie.com/