みんなが気にある欅坂46の握手会!松本穂香が今泉佑唯に聞きました

2020/02/04
石井隼人

アルコールに溺れる父の実体験を綴った作家・菊池真理子によるコミックエッセイが原作の映画『酔うと化け物になる父がつらい』が、3月6日から公開される。2月3日には東京の神楽座で完成披露試写会イベントが行われ、主演の松本穂香、渋川清彦、共演の今泉佑唯、ともさかりえ、片桐健滋監督が参加した。

アルコール依存症の父親を持つ主人公・田所サキ役の松本は、役作りについて「演じることを意識しないというか、監督も『言いやすいようにセリフを変えても大丈夫』と言ってくれたので、動作も違和感ないように。監督自身も私のすることがサキのすることだと見ていてくれたような気がする」と回想。

サキの父親でお酒に酔うと“化け物”になる田所トシフミ役の渋川は、撮影では実際に酒を飲んで演じたそうで「実際に飲みながら演じたらどうかな?と。でも実際は緊張するし、セリフも言わなければいけないしで、全然酔えませんでした。俺にもう少しの勇気があればベロベロになれたのに。次回挑戦したいです!」と笑わせた。

サキの母親で新興宗教にハマるサエコ役のともさかは「監督からのラブコールでキャスティングされたことを撮影後の打ち上げで知って。それをもっと早く知っていればモチベーションも上がったのかな?」とニヤリ。演じる上では「サキにとってお母さんもある意味で化け物。それに意味を持たせて演じるよりも、ふわっと空気のように漂ってふわっと消えていくような印象になればと思いました」と工夫を明かした。

サキの妹・フミ役の今泉は、今作が長編映画デビューで「撮影場所が一軒家で、そこに人が密集してて…。皆さんの圧とオーラに圧倒され過ぎてしまいました」と緊張した様子。姉役の松本が「色々と撮影の合間にお話ししました。アイドル時代の話とか、握手会ってどんな感じなの?とか。そういうところから仲良くなろうと必死でした」と姉妹感を出すために心を砕いていたことを紹介すると、今泉は「ずっと頼っていました!」と感謝しきりだった。

この日は節分ということで、キャスト&監督で「鬼は外」ならぬ「化け物は外、福は内」で客席に向かって豆まき!さらに2月5日に23歳の誕生日を迎える松本にサプライズで、恵方巻をモチーフにした巨大恵方巻風ロールケーキが登場。まるでタイヤのような見た目に松本は「え?凄い!初めて見た。ビックリしています。信じられない」と目が点になるも、一口食べて「すごく美味しいです。ありがとうございます!」と大喜びだった。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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