巨乳美女のセフレはキモキモ幽霊だった…しかも実話!エロコワ御開帳『シオリノインム』

2019/11/20
石井隼人

紳士淑女の皆様方、エロい夢…すなわち“淫夢”を見た経験はございますか?ないとは言わせません。少なくともこれまでの人生、一度くらいはウッハウハのハーレムドリームを見た経験があるはずです。特に血気盛んな思春期時代は、寝てようが起きてようがそんなの関係ねーくらい24時間365日が淫夢状態と言っても過言ではありません。人間だもの。

夢はいつか覚めるもの。でもそれが覚めずに、現実世界をも浸食してきたとしたら。いい夢だったらラッキー?悪い夢だったら最悪?ではものすごくドエロな淫夢ならどうですか?

清楚な見た目ながらも、脱いだらとんでもなく凄いんです女優の松川千紘が映画初主演&初脱ぎで挑んだ『シオリノインム』。謎の男に抱かれる淫夢を見た詩織(松川)に襲い掛かる恐怖を描く。

彼氏に捨てられて傷心かつ欲求不満の詩織は、戸惑いつつも当初は淫夢を受け入れる体制だった。ところがその淫夢を呼び起こしている存在が、得体のしれない霊体であることが判明する。しかも絶倫!

そうと気づいたころには、時すでに遅し。姿をはっきり見せない謎の霊体は、詩織が寝ていようが起きていようがTPOに関係なく、盛りのついた犬レベルで襲い掛かってくる。

日夜繰り返される震度3強くらいの振動を周囲に与えんばかりのピストン運動で、詩織はゲッソリ。一人暮らしの家でならば他人の目がない分恥辱感は薄れるが、大勢の客がいるバイト先のカフェでガンガン突かれて喘がされるのは最悪。

はっきりと姿が見えないゆえに、いつどこで犯されるかわからない不安感もある。その全体像が目の前に出現したとき、あからさまな形過ぎてさすがの詩織もドン引きである。

実は本作と同じように「淫夢の正体は幽霊だった!」という衝撃の実話をベースにした映画に『エンティティー 霊体』(1981)というアメリカ作品がある。『エイリアン2』『ターミネーター2』などを手掛けた特殊メイクアップアーティスト界の巨匠スタン・ウィンストンらによる、透明な霊体が女体の乳を揉むという描写など、ハリウッドの才能が大真面目に作った霊体セックスシーンが話題になった。

『シオリノインム』では、特殊効果に頼らずに詩織を演じた松川千紘のワガママバディで勝負。しかも若い。しかも美巨乳。しかも製作陣は“2分に1回エロかホラー!”を標榜。ゆえにエロ度は高い。『エンティティー 霊体』に対する38年ぶりの返答としては十分すぎる完成度だと言える。

ちなみに『エンティティー 霊体』同様に本作も実話ベース。なんでも映画『心霊ツアーズ』(18)の出演を決めるオーディションで複数の女性タレントが驚くべく淫夢体験を語り、それにインスパイアされて誕生したという。なるほどね…淫夢万歳!

・エロティカクイーン レーベル第5弾『シオリノインム』Blu-ray&DVD 12/11発売。発売・販売:キングレコード(C)キングレコードBD ¥4,800(税別)

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石井隼人
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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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