有村架純、坂口健太郎のタガログ語に「どういう頭?」

2019/10/01
石井隼人

有村架純&坂口健太郎のW主演で今年8月に放送されたWOWOW「連続ドラマW そして、生きる」を、新たな作品として全国ロードショーする『劇場版 そして、生きる』。その公開初日舞台挨拶が9月27日、横浜のイオンシネマ みなとみらいで行われ、主演の有村架純と坂口健太郎、月川翔監督が参加したゾ。

映画『8 年越しの花嫁』、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」で知られる脚本家・岡田惠和氏によるオリジナルストーリーを、興収35億円超の大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督がドラマ化。劇場版ではドラマ全6話を凝縮し再編集、放送されなかった未公開シーンも盛り込んで新たな作品として全国公開する。

劇場版公開に有村は「たくさんの映画館で上映していただけるということで、皆さんの力もあってたくさんの方々に届けることができて嬉しい。スタッフ・キャストの想いが沢山詰まっているので、その想いをみなさんの中に届けられる機会が増えたと思います」と喜びもひとしお。約2時間にまとめられた劇場版を鑑賞し「全6話の中で描かれる10年分の物語を約2時間にまとめて下さった監督やプロデューサーの苦しみが痛いほどにわかりました。『あのシーンはないんだ…』とカットされたシーンについて思い出したりしましたが、厳選されたシーンが詰まっていて見応えのある作品になっています」と手応えを感じていた。

そんな中、坂口がフィリンピンロケについて「タガログ語のセリフが難しかった」と回想すると、有村は「あれはどうやって覚えたの?本当に凄いと思った。どんな頭?」と称賛。月川監督が「本番前の読み合わせの段階では、字を見ながらでも言えない状態だった」と舞台裏を明かすと、坂口は「タガログ語は耳で覚えた感じです。長回しの撮影だったので感情が継続する形でお芝居できたのが良かった。1発本番でした」とその状況を説明。月川監督は「暑くて何度もやりたくなかったので助かりました」と坂口の役者魂に感嘆していた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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