神業連発、モンストグランプリ!!無冠の帝王GV悲願の日本一【XFLAG PARK 2021詳細レポ】

2021/07/28
Shoichi Sato

大人気スマホゲーム「モンスターストライク(以下、モンスト)」の日本一がついに決定-。

株式会社ミクシィのエンタメ事業ブランド「XFLAG」は、7月10日と11日の2日間にわたり「XFLAG PARK 2021」を開催しました。特に注目されたのは、「モンストグランプリ2021ジャパンチャンピオンシップ決勝大会」です。2年ぶりに開催された大型eスポーツ大会。全国各地の予選大会を勝ち抜いた8チームが熱戦を繰り広げました。

初日にトーナメント枠やキャラクターピック権をかけたタイムアタックRound、2日目に決勝大会としてバトルRoundが行われました。4人チームで順にキャラクターを操作。BO3方式でラウンド毎に使用ステージが変わります。事前予想ではプロチームの「Cats」と「GV」がワンツー。今大会、平均年齢が最も若い「ミラノ風カルボナーラ」は3位予想でした。大盛り上がりの決勝大会、いよいよスタートです!5、4、3、2、1…

ミラノの勢い、実力伯仲、涙の敗戦

準々決勝1試合目は「ミラノ風カルボナーラ」対「LMBulldozer」。初日のタイムアタックで好成績を残していた「LMBulldozer」を飲み込んだのは新風「ミラノ風カルボナーラ」。ゲーム中は常に声を掛け合い、徹底した連携で一気に2連勝を飾りました。

2試合目に早くも登場したのは「Cats」。相手は「Cats」と同じ関東予選大会のBブロックを勝ち上がった「砲撃timely’s」です。ここは盤石の立ち回りで「Cats」が準決勝進出。

3試合目は唯一の男女混合チーム「(株)ピーター・パン」と「Blue Rose」が激突。初出場同士の戦いは「Blue Rose」に軍配が上がりました。

さて、4試合目は奇しくも優勝候補2チームの戦いに。タイムアタック1位の「早撃ち0.3秒」とプロチーム「GV」は実力伯仲、手に汗握る展開。お互い1ラウンドずつ勝利し迎えた3ラウンド目。解説陣も言葉を失うほどの、1秒にも満たない僅かな差で制したのは「GV」でした。「早撃ち0.3秒」リーダーのふうや選手は放心。「僕のミス。メンバーの努力を無駄にしてしまった」と悔しさを露わにしました。

優勝候補の一角崩れる

続く準決勝。第1試合は「ミラノ風カルボナーラ」対「Cats」という注目の一戦。ほぼ互角の戦い。ワンミスが命取りとなる緊迫した展開でも、勢いのある「ミラノ風カルボナーラ」は冷静でした。3ラウンド目をノーミスで締め、優勝候補の一角を落とします。

「ミラノ風カルボナーラ」が待つ決勝に進むのはどちらか。「Blue Rose」と「GV」の準決勝はキャラクターピックから白熱。「Blue Rose」がフィニッシャーを3体押さえ、揺さぶります。しかし、そこは百戦錬磨のプロチーム。トリッキーな作戦に動じないどころか「そこ通すか」と思わず声が出てしまう神ショットで「GV」が圧勝します。

優勝賞金5,000万円はどちらに!?

いよいよ迎えた決勝戦。勢いの「ミラノ風カルボナーラ」か。経験の「GV」か。1ラウンド、序盤はほとんど差がなくスタート。しかし、次第に差が広がっていき、先にボスにたどり着いたのは「ミラノ風カルボナーラ」。ストライクショットで決め、思惑通りの完璧な立ち回りをした「ミラノ風カルボナーラ」が先手を取りました。

後がない「GV」。2ラウンドも初手でいきなりミス。7秒差をつけられます。が、ここは冷静さを取り戻しました。バトル5で「ミラノ風カルボナーラ」が足踏みする中、追い上げをみせ逆転勝利。

さぁ、最高潮。「ミラノ風カルボナーラ」は今大会で一度も使われていないキャラ「獣神ゴッドストライク・烈」を4体目でチョイス。この選択が吉と出るか、凶と出るか。配信されているYouTubeチャンネルのチャットもパンク状態です。

バトルスタート。ここまでミスらしいミスが無かった「ミラノ風カルボナーラ」、まさかの初手でミス。「GV」が初めて先行する形に。15秒のアドバンテージで「GV」がボス戦。終始、冷静に立ち回っていた「GV」に歓喜の瞬間。これまでメジャー大会での優勝が無く、無冠の帝王と言われ続けた「GV」が史上最多の優勝賞金5,000万円を手にしました。

見逃すな、最新モンストニュース

MVPを獲得した「GV」のリーダーとし選手は「応援のパワーで念願が叶った。真面目に練習に取り組んだ結果」と安堵の表情を見せました。また「タイムアタックが想定外だったので、逆に割り切ることができた。キャラクターピックで後手となり不利な状況でも勝てるように、メンタル、パーティー、立ち回りを確認。想定通りにできることは少なかったが、これまで積み上げてきた経験で相手にプレッシャーを与えることができたのでは」と振り返りました。

稀に見る大接戦で幕を閉じた同イベントでは、モンストファン必見の最新情報もリリースされています。天使シリーズ第2世代の「カマエル」、「ラミエル」、「ザドキエル」、「サンダルフォン」、「メタトロン」など10体の獣神化、獣神化・改を発表。それに伴いジグソーパズルとキーホルダーのグッズ展開も。

また、「服部半蔵」、「デッドラビッツLtd.」の獣神化・改、「紫苑」、「アルビダ」、「オズ」の獣神化も解禁されました。7月15日からはアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」と初コラボ。「ダイ」、「ポップ」、「マァム」他おなじみのキャラクターがモンストの世界に登場します。

詳細は公式サイトへ

https://www.monster-strike.com

この記事が気に入ったらいいね!しよう

Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

Shoichi Satoが書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop