先日、保釈保証金の10億円を納付し、昨年11月の逮捕から108日目にして、やっと保釈された日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告。その保釈劇を各局が生中継しておりましたが、その中継を見て驚いた方も少なくないのでは…。
そう、ゴーン氏の変装のことでございます。
小生は今でも、あの作業服姿の男は、“Mr.ビーン”でお馴染みのローワン・アトキンソンさまに違いないと信じております。去年11月に公開になった映画「ジョニー・イングリッシュ」シリーズの最新作『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』でも、華麗な変装を披露されておりました。4月にDVDが発売になるので、そのキャンペーンではないのかと…。
「ジョニーイングリッシュ アナログの逆襲」時代遅れのスパイがデジタル化した世に解き放たれて騒動を巻き起こす。いやあ笑った笑った。自動車教習シーンは「裸の銃を持つ男」のオマージュかな? 最近の映画は先鋭化した映像が増えたけど体を張ったコメディが少なくなったから本作の存在は貴重だと思う pic.twitter.com/Oe3uUfgtpV
— チェキロ (@check_row) 2018年12月1日
ちなみに、ワイドショー情報ではございますが、ゴーン氏が着ていた作業服はジーベックというメーカーのもので、帽子は電気設備を扱う会社の間で定番のもの。総額で9528円ということでございます。
今回、残念ながら変装は見破られてしまったゴーン氏。そんなゴーン氏に是非、試して頂きたい絵本があるのでございます。
それがこちら。
「おでこはめえほん①けっこんしき」(作:鈴木 のりたけ 出版社:ブロンズ新社)
去年末発表された「第11回 MOE絵本屋さん大賞2018」で第5位にランクインされた絵本でございます。ちなみに、MOE絵本屋さん大賞は、全国の書店員が選ぶ新刊絵本の年間ランキング。本屋大賞の絵本版でございます。
その順位もさることながら、注目すべきは、その形状でございます。これまでにも、かわった形状の絵本はございましたが、こちらは史上初の形状でございます。表紙の左下の角の部分が、まるっと切り抜かれております。
ページを開くと真ん中に半円形の穴(へこみ)ができ、そこに、自分のおでこをはめることで、変装ができるという絵本なのでございます。こちらの絵本を使えば、いつでもどこでも、花嫁、音楽家、板前、宇宙人…に、変装可能なのでございます。
今回の変装も、自ら楽しんでおられたという報道もございます。そんなお茶目なゴーン氏なら、喜んで頂けること間違いナッシングでございます。
また今後、変装のご予定がおありの方にも、是非、選択肢の一つに加えておいて頂きたい1冊でございます。変装がバレても、好感度は上がること間違いナッシングな絵本でございます。
これからの入園、入学シーズンのプレゼントにも喜ばれること、間違いナッシングでございます。是非一度、“絵本で変装”をご体験くださいませ。
(文:絵本トレンドライター N田N昌)