秋元康プロデュースのガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」は、2019年の台風の目になれるのか!?

2018/12/26
桂伸也

もうすぐ2018年も終わり、クリスマスも過ぎると「そろそろ頭の中で『蛍の光』のメロディを鳴らす準備かな…」などと考えている人もいるのでは?そんなことをやっている場合ではありません!この年の瀬に“えっ!?”と驚かされるニュースが舞い込んできました!AKB48のプロデュースなどで有名な秋元康先生が新たなプロジェクトに挑戦。今度のテーマは“ガールズバンド”。そのバンド結成会見が、23日に東京・青海のZepp Tokyoにて行われました。

秋元先生はこのプロジェクトの発端について「一番は“自分に才能があるのか、ないのか分からない。何が向いているのか分からない”という中で、とにかく音楽をやりたい人が集まったということ。夢を見る原石を集めて、お互いが磨きあったらいいんじゃないか、ということでスタートしました」とコメント。

新たなバンド名は「ザ・コインロッカーズ」。秋元先生は「コインロッカーって、大切なものを預けたり取り出したり、そこで着替えたりと、何かになれる特性あるんじゃないかと。そういうイメージを描いて、この名前にしました」とその名前の由来をコメント。いろんな可能性をコインロッカーのある場所と置き換えている、なんともユニークな名前じゃありませんか?

「夢は、弾いてかなえろ!をキーワードに掲げ、楽器、バンド経験の有無を問わずメンバーを選出するためのオーディションを実施したこのプロジェクト。9月4日から第1次審査が開始、3度の審査を経て昨日それぞれ合格者に楽器を配布する格好で合格者を、SHOWROOMで発表されました。合格者はなんと全部で41名、この日は学校都合のため1名が欠席し、40名の合格者がお披露目されました。

「楽曲がいろんなジャンルのものになると思います」ザ・コインロッカーズの音楽的方向性をこう語る秋元先生。そのため、このバンドは41人のメンバーから、その楽曲にふさわしい演奏をするメンバーが選抜され、プレーされる形態になるとのこと。固定メンバーが全曲プレーを行っていた従来のバンド形式と比べると、これもまたユニークな形態ですよね。

さらにユニークなのは、今回のオーディション。普通は審査員が応募者に対してみんなで採点、上位から決めていくという格好になりますが、今回は“この人を入れたい”という思いで集めたというもの。「その意味では誰かの思いがあって、いろんな輝き方をする41人だと思う。だから(今の時点では)バラバラなんだけど、逆に乱反射したキラキラしたメンバーだと思う」と秋元先生、選んだメンバーそれぞれにも無限の可能性を感じている様子です。

一方で秋元先生は「オーディションで感じたのは、みんな本当に楽器が巧いということ。もちろんバンドだから経験者は多いけど、彼女の楽器のテクニックはかなりだと思う一方で、未経験者もいるし。そんな中で適合性もあると思うので、シャッフルを行う可能性もある。本人たちと相談しながら、より輝けるものにしたいと思います」と今後の歩みに向けた思いを語られました。

今後彼女らには、デビューに向けてまずは楽曲づくりと練習が課題となりますが、現状レーベルの目算として、2019年の4〜6月あたりにデビューできれば、という狙い。また所属レーベルとなるワーナーミュージック・ジャパンの小林和之代表取締役は、合格者に対して激励の言葉を掛けながら、ここで突然の発表。なんと2019年の同日である12月23日に、このZepp Tokyoにてワンマンライブを開催!というサプライズ。

あまりの突然な話に、思わず手で顔を抑える子、表情に目いっぱい嬉しさをたたえる子など、反応も様々でありました。この日は観客0人という中でのスタート。果たしてザ・コインロッカーズは、2019年の新たな台風の目となるのか!?すでに年明けが待ち遠しくもあります!

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桂伸也
この記事を書いた人

桂伸也

フリーライター。元々音楽系からのスタートですが、現在は広く浅くという感じではありますが芸能全般、幅広く執筆を行っています。またエンタメ、芸能に限らずスポーツ、アミューズメント系と…何が得意なのかが不明な感じ。逆に困ったときに声を掛ければ、何らか答えが戻ってくるというか…ある意味“変な奴”(笑)

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