出資賞金総額1000万円!深谷市が主催するビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech Award 2021」が応募受付開始

2021/05/11
佐藤 勇馬

マイナビが運営する総合農業情報サイト「マイナビ農業」は、埼玉県深谷市が主催する農業の課題解決につながるビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech(※1) Award 2021」の応募受付を、5月10日より「マイナビ農業」内の特設ページにて開始しました。プレエントリーの期間は6月6日まで。

※1:農業(Agriculture)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、テクノロジーを活用した革新的な農業

応募サイト及び本コンテスト特設サイト

URL:https://agri.mynavi.jp/deepvalley_agritechaward/

今年で3回目を迎える同コンテストは、農業に関わる多様な企業がつながりあい、アグリテック企業が集積しているまちを意味する「アグリテック集積都市 DEEP VALLEY(※2)」を実現するため、埼玉県深谷市及び日本全国が抱える農業課題解決に貢献する業・技術を表彰するもの。

※2:詳細は深谷市HP(https://deep-valley.jp/)をご確認ください

※昨年の様子

過去に開催した同コンテストの最優秀賞受賞企業は、深谷市内での実証実験を始動し、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構「スマート農業実証プロジェクト」の採択につながった企業も現れています。

今年のテーマは「アグリテックの現場導入と未来創造」で、すぐにでも手を伸ばせる技術から、近い将来に実用可能な技術まで幅広く募集。深谷市の農家が思わず導入したくなる、魅力的な提案を求めています。

深谷市の小島進市長は「深谷市は『深谷ねぎ』をはじめ、ブロッコリーやトウモロコシなどの新鮮な“深谷野菜”を生産する「関東の台所」であり、日本有数の農業生産地です。本プロジェクトでは一次産業から三次産業までが一つの屋台骨の中に集合し、地域を変革できることを実証したいと考えています」とコメント。

さらに「農業を中心に『こんな素敵なことができた』と誇れることが私の夢であり、目標です。そしてこのチャレンジが確かな成果に結びついた暁には、これを『深谷モデル』として全国に発信していきたいと思います。ぜひ多くの方に参加いただき、夢の実現に向け知恵と力を結集したいと思います」と呼び掛けています。

【募集期間】

2021年5月10日(月)12:00~2021年6月6日(日)23:59〆 プレエントリー

2021年6月7日(月)12:00~2021年7月9日(金)23:59〆 本エントリー

【応募対象部門】

  • 現場導入部門

本アワード終了後1年以内を目処に、深谷市での実証事業が開始できる解決策をご提案ください。解決策は、既存の製品・サービスのみのご提案ではなく、深谷市の農業現場の課題解決に重点をおいた提案を求めます。

  • 未来創造部門

本アワード終了後2~5年を目処に、深谷市での実証事業の開始を目指す解決策をご提案ください。解決策は、アイデア段階・基礎研究段階のご提案も可とし、深谷市から日本全体の農業の未来を創造することに重点をおいた提案を求めます。

【審査方法】

一次審査は書類審査、二次審査、最終審査はオンラインでの実施を予定しています。

【応募資格】

受賞後に、深谷市の農家が抱える農業課題の解決や改善に向けた取組みを実施できる個人・法人の方(応募者の所在地については深谷市内外を問いません)。

【各賞】

・出資賞金総額 最大1,000万円

※出資金額については、出資可否を含めた受賞者との協議の上決定します。

※出資金は各部門で最優秀賞を受賞した2者を含め総額1,000万円を上限としますが、深谷市からの1者あたりの出資金額は対象者の資本金額の4分の1未満を上限とします。

・最優秀賞(現場導入部門)1件

・最優秀賞(未来創造部門)1件

・協賛企業賞

※協賛企業が確定した後にホームページ上にてお知らせします。

【応募方法】

応募要項をお読みいただき、サイト内、応募フォームよりエントリーをお願いします。

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佐藤 勇馬
この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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