お客様のニーズから生まれた家を建てる時に予算から業者選びまで相談できる「いえとち相談窓口」とは

2021/04/16
マガジンサミット編集部

今回お話しを伺ったのは株式会社赤鹿地所 代表取締役社長 赤鹿保生氏です。主に宅地分譲事業、そして不動産の販売業務、仲介業務、管理業務などを行っています。現在兵庫県姫路市内で宅地供給量No1を誇る株式会社赤鹿地所 。強みや他者との違いを聞いてみると、建築条件なしの完成宅地だけを販売している会社、それが1つの特徴と言います。既に建物が建っている建売住宅ではなく、一区画ごとに分譲地のみを販売しているので、株式会社赤鹿地所の宅地分譲地を購入したお客様はご自身で住宅会社を選んで、好きなように建てられるということです。

一戸建てを持とうとする場合、一般的には建売住宅をそのまま購入することが大半。または建築業者が決まっている建築条件付きの分譲地を買い、その建築業者で家を建てるケースが地方都市で多く見られるスタイルです。当社が販売している分譲地のように買った後、自由に設計できる注文住宅で初めてマイホームを持つことは自由度が上がるものの、業者選びなど迷われる方も多くいます。そのため当社で宅地を買われたお客様が住宅会社選びで迷わないように業者などの紹介サービス「いえとち相談窓口」を提供しています。それが当社の魅力の1つでもありますと赤鹿氏は語ります。

「いえとち相談窓口」では姫路市内で営業されている大手住宅メーカーや工務店など約50社以上と提携。しっかりと比較検討ができます。総合住宅展示所に行って注文住宅を建てたいという方がターゲットになりますが、総合住宅展示所のモデルルームに行くと熱心な営業に出会い、なかなか多くの場所を見るのは難しいのが現状です。様々なところを見て冷静に比較検討したいと思っても営業の熱意に負けて、だいたい1〜2軒目で決めてしまうことも。そのためお客様がしっかりと検討できるように当社は純粋に宅地だけを分譲して、それから決める住宅会社選びをご紹介、比較検討できるサービスの提供を始めた次第です。すんなり決まればいいのですが、3社絞ったものの決めかねているお客様にはコンペ形式を提案することもありますと赤鹿氏は言います。

相談は多岐に渡ります。例えば4000万円の予算で土地に1500万円を使って建物に2500万円使うのがいいのか、あるいは土地に2000万円、建物に2000万円の予算を取るのがいいのかという予算組の時点からわからないお客様も多くいます。予算1500万円の土地でも、少し郊外で広めの物件か、都市部で小さくても利便性の良い土地にするか?また、お気に入りの大手住宅会社選びたいので、土地の予算を絞り、郊外で選ぶと言った具合に。そもそも予算配分や立地など根本的な事を丁寧にアドバイスできる専門家って、業界にもそうありません。様々なお客様の選択肢やパターン、家族構成に合わせてニーズを丁寧に引き出していって最良の選択のお手伝いをするのが「いえとち相談窓口」です。土地の選び方から予算の配分まで細かいところも相談可能なのが弊社の強みでもありますと話てくれました。

更にこのサービスについてお話しを聞くと、このサービスがはじまったのはお客様のことを考えてのことだそう。建築条件なしの宅地分譲を扱い始めたのは19年前。年々、供給量が増える中、総合住宅展示場で建物を見てから購入を考えたお客様はオーダーする住宅メーカーなどの業者は決まれど、まだ土地を買っていないことも多く、住宅メーカーの営業が当社を積極的に紹介して下さりお客様の来店に繋がりました。この流れが当時の来店者数の半分を占める割合です。そして残りの半分が純粋に当社のホームページやチラシを見てきてくださるお客様でした。これらのお客様はどこで建築をお願いするか決まっていない方がほとんどでした。その中で心遣いとしてご希望に合いそうな業者などをご紹介させていただいていたのを、ニーズも大きくなり、しっかりとしたサービスにした方がいいと思い「いえとち相談窓口」として始めたのがスタートですと赤鹿氏は語ります。

 

お客様のニーズと会社側の心遣いからはじまった「いえとち相談窓口」。株式会社赤鹿地所に多くのお客様が集まるのがわかります。次回はそんな素敵な会社で働く社員についてなどお話しを伺っています。

 

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