一人ひとりが自分で人生を作ることをサポートしたい。「株式会社ノースアイランド」取締役・友成安利氏が新しい事業について語る

2020/11/02
マガジンサミット編集部

今年がまさにそうだったように、人生には何が起こるかわからない不安が常に付きまといます。何かが起こった時だけでなく、起こる前に、自身のやりたいことを実現するために、相談できる相手、手助けしてくれる相手が身近にいるということはとても心強いことです。

今回は、ファイナンシャルプランニング、ライフプランニングについて気軽に相談できる仕組みづくりに取り組む企業「株式会社ノースアイランド」取締役・友成安利さんにお話を伺いました。

株式会社ノースアイランド(Know's i-land)

株式会社ノースアイランドは2000年に設立された会社。「誰もが気軽に、確かな相談を享受できる仕組みをつくりたい。誰もが真の情報を収集できる学びの場を提供したい。」という創業者の想いのもと、同じ志を持つメンバーが集まり、ファイナンシャルプランニングに関わるさまざまなサービスを通して、日本におけるライフプランの定着を目指しています

ノースアイランドHP: https://www.knowsi-land.co.jp/

ノースアイランド取締役・友成安利さんインタビュー

――現在のお仕事内容とやりがいをお聞かせください。

「主に金融機関職員がお客さまにライフプランの観点から金融アドバイスを行うためのシステム提供の企画・営業を担当しています。金融機関等の特徴、ご要望を踏まえつつ、最終生活者にもライフプランの重要性が届くように意識しています。」

――ノースアイランドに入社を決めた理由はどんな点ですか? 

「生涯の仕事とできると感じたFP分野で、自分自身も人間として、FPとして成長しつつ、その成長が世の中の生活向上、金融リテラシー向上につながると考え、人生最後に自分の力をつけ、社会に貢献したいとの思いで入社しました。」

――入社後から自分が成長したと感じる点や心に残るエピソードをお聞かせください。

「企業のご担当者がその企業内で、弊社のシステムをすばらしいと一緒になって推してくださるくらい同じ想いで取り組まれる経験をし、弊社の仕事の意義を感じられる点が心に残ります。」

――今後、会社でどのように活躍していきたいかお聞かせください。

「現在の仕事の中心は、システムを金融機関等に提供することで最終生活者のお役に立っているという分野ですが、最終生活者に直接かかわる分野にもより深く携わっていきたいと思います。」

今後の新しい事業について

株式会社ノースアイランドでは、大きく分けて2つの新しい事業を進行中のようで、今回はその事業についても友成さんに語っていただきました。

「スマホが片時も手放せない生活の一部となっています。さらに、コロナ下の新しい生活スタイルでは、あらゆる分野で非対面の重要性が強くなっています。そこで、スマホを通じてダイレクトにコミュニケーションができる仕組み作りを目指しています。今取り組んでいるのは、人生に関わる正確で新しい情報を知ることができ、ライフプランニングに自分で取り組める、これがあれば生活・金融に関わる課題が解決する、そういうアプリの開発です。

今までは金融機関や事業者から『あなたの夢・目標の実現に向けて運用を考えましょう』と、プランニングをしていたのですが、ダイレクトに自分で人生の設計ができるアプリを作っています。

とはいっても、取り組む方が金融に関する知識や判断力があるわけではありませんし、自分でわかっている方でも、ここから先は専門家の意見が聞きたいなというところがあります。

どのような方でもアドバイスがほしい時に、専門家であるFPや身近な金融機関などに相談できる、自分でもできるが専門家が身近にいる安心のある仕組みを作っていきたい、という想いで取り組んでいます。

最初にご紹介いただいた事業は、今の時代をとらえた個人のお客さまと専門家をつなぐ、スマホアプリの開発。2つ目は、主に金融機関向けに提供しているシステムのさらなる進化について語っていただきました。

私たちが銀行、証券や保険会社・代理店、工務店等に提供している「MoibileFP」の機能で、利用される方々にたいへん評価いただいているのが「マイ提案」という機能です。

「MobileFP」で提供しているさまざまな情報レジュメを、本部や担当者の考える通りに並び変えることができる機能で、個々のお客さまの状況・ニーズに応じたアプローチが可能となります。お客さまに響く提案につながり、経験の浅い担当者でもしっかりした説得力の説明ができるようになります。

「マイ提案」機能は特許を取得したそうです。金融関係で特許を取得することは珍しく、17分野のすべてで認められたことも稀なことだそうです。

「MobileFP」では、この「マイ提案」だけでなく、新しいキャッシュフローシステム「LifePlanCANVAS」で、ゴールベースドアプローチとキャッシュフロー分析の融合を実現するなど、利用する事業者と生活者のより深い関係構築を実現するため、常に進化し続けています。

そう続ける友成氏に、今後の事業の展望についても伺いました。

「みなさんキャッシュフロー(現金の収支の流れ)を作ったりとか、金融機関にお話をしたりとか、運用を考えるときに人に言われて決めている。どちらかというと受動的な決定ではないでしょうか。そうではなく、やはり能動的に自分で人生設計をし、自分で人生を作っていく、その流れをサポートしていきたいですね。」

すべての個人が、自分の人生設計を能動的に決められる社会にしたい。そのための様々な仕組みづくりを行う「株式会社ノースアイランド」。ぜひ、そのような社会を実現させて欲しいと思います。

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