休日に仕事メールはあり?大手企業も実施し始める「つながらない権利」

2016/11/06
放送作家 石橋アキ江

「休日に仕事のメールをやりとりすると気持ちが休まらない…」そんなストレスをためている会社員の声を聞いてなのか、今勤務時間外のメールの自粛を呼びかける「つながらない権利」が話題になっているのをご存知でしょうか?

 

この「つながらない権利」、無視をすれば、法的に罰せられることもあるのだそうです。

そんな「つながらない権利を」法的観点、ストレス視点から見てみましょう。

日本では「時間外の業務連絡」は違法

もし労働者が、就業時間外の電話やメールに対応しなければならないとするとそれは、『手待ち時間』ということになり、すべての時間が賃金の対象となります。

さらに、午後10時から翌朝5時までは、深夜労働時間帯ということになるので、割増賃金を支払う義務が定められています。

これらを支払わない場合は、罰則が課せられるそうです。(労働基準法41条3号より)

 

労働時間を延長して残業や休日の労働も可能にする『36協定』と呼ばれる例外もあります。

過労死にもつながる「つながらない権利」

休みまで仕事をしたいと言う人は別として、週末は日頃の縛りから解放される時間と思う方が多いはず。

 

 そんな心休まる時間に、会社からの電話一本、メール一本で、平日のビジネスシーンに逆戻り…となりかねませんよね。

本当はスルーしてもいい事でも、スルーしてしまうと、翌日怒られる、嫌味を言われるなど、ストレスが肥大するだけ。

 

過労死事件でも、時間外の電話やメールが頻繁にあったと言う調査内容も出ています。

「つながらない権利」をすでに実施している会社ご紹介

・「ジョンソン・エンド・ジョンソン」(東京)

勤務日の午後10時以降と、休日の社内メール自粛を、全社的に呼びかけている。仕事と生活の調和、ワーク・ライフ・バランスを推進。(緊急案件は対象外)

 

・「三菱ふそうトラック・バス」(神奈川)

長期休暇中の社員は、社内メールを受け取らないシステムを利用できる。送った人には「削除されました……○日以降にお送り下さい」と返信される。(緊急メールは削除されない)

 

日本人は働きすぎだと、世界から言われることもありますが、その勤勉さが今の日本を作っていると言う点も否めません。

 

しかし、昔は今のように連絡手段も手軽ではなかったはずですから、「つながらない権利」が浸透して、さらに新しい働き方が考えられるのではないでしょうか。

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放送作家 石橋アキ江
この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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