シドニー発のスペシャルティコーヒーロースター『Single O』が神田淡路町に国内最大規模の新店舗オープン!

2025/04/23
マガジンサミット編集部

オーストラリア・シドニー発のスペシャルティコーヒーロースターSingle Oが、2025年4月24日(木)、ワテラスコモン3Fに、日本国内最大規模となる新店舗『SINGLE O KANDA AWAJI』をオープン!

国内4店舗目となる『SINGLE O KANDA AWAJI』は、多彩な文化と人が行き交う神田淡路町で、オフィスワーカーや地域の方に、新しいコーヒーの楽しみ方を提案する拠点、また人と人がつながるコミュニティの場になることを目指しているそう。そんな新店舗のオープンを前にメディア内覧会が開かれたので、『Single O』が展開するコーヒー文化や、オーストラリアの食文化を一足早く体験してきました。

テーマは「Going Big at Kanda Awaji」

Single O Japan 代表 山本酉さん

Single Oは2003年にシドニーで創業し、2014年から日本での展開をスタート。国内4店舗目となる『SINGLE O KANDA AWAJI』は、「Going Big at Kanda Awaji」(大胆な挑戦と、大きなインパクト)をテーマに掲げた旗艦店。

山本さんは「私たちは、ここをマザーシップと名付けました!」と紹介。宇宙船のような店内空間と、Single Oの原点であるシドニー・Surry Hillsの本店にある、バリスタとお客様との会話や空間を通じて人と人が自然につながる力やスピリットを日本でも体現したいという想いから名付けたのだとか。

新店舗では、広々とした店舗空間を活かし、フードやドリンクメニューの充実、地域や業界とのコラボレーション、サステナビリティやイノベーションへの取り組みなど、さまざまな領域で“BIG”な挑戦を展開していくそうです。

Single Oでは、カウンターに設置された6台の「Tap Coffee」システムから、たった約10秒でスペシャルコーヒーを抽出。あっという間に、バリスタがいれたような味わいのコーヒーを楽しむことが出来ます。

定番ブレンドから希少でユニークな品種までラインナップしているので、好みや気分に合わせてセレクトできます!

筆者は、ホット2種とアイス2種から、スタッフの方がセレクトしてくれた『エチオピア産』のアイスコーヒー。華やかな香りのコーヒーは、スッキリしているのに、深い甘みと旨味が素晴らしく、普段ブラックで飲まない筆者も、思わずおかわりしたくなる美味しさでした。

コーヒーのおともに、エスプレッソに漬け込んだデーツ、ナッツの自然な甘みと栄養を凝縮した『オーボール』。エスプレッソの香りとナッツの旨みがたまらない。一口サイズで、コーヒーとの相性抜群です!

Single Oとして初の本格フードメニューも登場!オーストラリアの朝食文化をヒントに、コーヒーとの相性を大切にした料理も食べることができます。

今回は、「他にはない味わい!」とスタッフの方が奨めてくれた『柚子ベニー』を試食。

オーストラリアの朝食の代名詞とも言えるエッグベネディクトに、サーモン、きゅうり、かいわれ、アップルピクルス、ミントなどがのっていて、そこに柚子オランデーズソースとチリオイルがかかっていて、ちょっぴりスパイシーで濃厚な味わいと柚子とミントの爽やかさが見事なマリアージュ。確かに、これまでに体験したことのない味わいで美味しい!

日本だから柚子なのかとスタッフの方に聞いてみると、オーストラリアでも柚子などシトラスは好んで使われるそう。

『マザーシップボウル』

季節の野菜をふんだんに使った、ヘルシーでボリュームもある、シドニー本店のロングセラーメニューで、日本の素材や嗜好に合わせてアレンジされています。

『バナナブレッド』

シドニー本店で誕生し、長年愛され続けている定番メニュー「バナナブレッド with エスプレッソバター」

ラテも、コーヒーの甘みと旨味がしっかり感じられ、筆者が普段飲んでいるラテとはひと味違う味わい!

Single Oならではのアルコールも。ナチュラルワインやクラフトビールの他に、エスプレッソの味と香りを活かしたカクテルや、ノンアルコールのカクテルも。

ビールやワインもあるので、仕事の前や合間だけでなく、仕事終わりなど、また休日にも、様々なシーンで楽しむことができますね。

インテリアデザインは、全ての店舗を手掛けたシドニーの建築スタジオ「Luchetti Krele(ルケッティ・クレル)」が担当。元々この土地にあった小学校の講堂の天井の形をそのまま残したいということで、宇宙船のようなデザインで、機能性と遊び心が共存する空間になっています。

店内を彩るのは、浮世絵からインスピレーションを得て、現代の感性で世界観を表現する大河 紀さんのアート。「コーヒーを飲んだ瞬間に広がる宇宙のような感動」をテーマにした、壁画と倉敷帆布を用いたアートスクリーン。

今、販売している1キロのアートバックにも、大河さんのイラストが使われているそうです。

サステナビリティも重要なテーマ。オレンジの特徴的な見た目が可愛いテーブルも、再生プラスチック素材でできているのだとか。Single Oでは、カウンターやテーブルに再生プラスチック素材を採用したり、コーヒー豆を運ぶ麻袋を再利用したオリジナルのコースターやボードも。また、家具を作る際の端材をアップサイクルした家具を取り入れるなど力を入れています。

山本さんは、「2050年、コーヒーが足りなくなってしまうっていう問題にも対応すべく、こういったちょっと変わったものも置いて、お客様に気づいていただくっていう仕掛けをしております」と話していました。

『SINGLE O KANDA AWAJI (シングルオー カンダ アワジ)』

住所:東京都千代田区神田淡路町2-101 ワテラスタワー3階

営業時間:平日8:00~21:00/土日祝9:00~18:00

営業時間が、平日は8時~21時までで当たり前のように感じますが、シドニーでは、カフェはなんと朝から午後3時くらいまでなんだそう。新店舗は、Single Oとして初めて、日本の文化に合わせた朝から夜までの長い営業時間に。

スペシャルティコーヒーはもちろん、オーストラリアスタイルのフードや、オリジナルのカクテルなど、ここでしか味わうことのできない、まさにスペシャルな体験をしに、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

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