2016年のSNS利用率は約69.3%(ICT総研調べ)で、現在さらなる伸び率が見込まれています。そして、SNSで情報を発信することが出来るようになると次に「いいね!」が欲しくなると言う「承認欲求」が沸き上がってくるのだそうです。
広告を生業としているNさんに聞いた、どんなところに「いいね!」を押したくなるのか?今話題のスポットと共に教えます。
『いいね!』を貰う特徴は
写真に『いいね!』が沢山つく特徴は大きく分けて2つあるそうです。その1つが〝見た目“。カラフルなど色にインパクトのあるものや、独自のアングルで撮ったお洒落なもの。そして2つめは、”心が動かされるネタ“面白、意外性、ストーリー性のあるもの。
「驚き」や「感動」を意識してみるといようです。さらに海外の●●に似ている、マンガやテレビの世界観が日本のあの場所にあった!なんていう画も最近では流行っています。では、実際にどんな写真なのかご紹介しましょう。
見た目のインパクトで勝負
モネの池
岐阜県関市にある貯水池。フランスの画家クロード・モネの代表作である「睡蓮」にそっくりな池が日本にあると話題に。「ユーシンブルー」と名付けられたエメラルドグリーンの美しい水の色に、赤や黄色のアクセントが芸術的とSNSで話題になりました。
日原鍾乳洞
東京都西多摩郡にある鍾乳洞は、カラフルなライトアップが「まるでRPGの世界のようで幻想的!」 と、SNSで話題になりました。
川越氷川神社
出典:https://www.instagram.com/explore/locations/146047/
埼玉県川越市にある縁結びで人気な神社の「ポップな鯛みくじが可愛いい」と、女性を中心に話題になりました。
心が動かされる1枚
辻川山公園
兵庫県神崎郡にある公園内の池に住む河童(のオブジェ)。「子供が泣き叫ぶ程怖い公園」として最近は注目されているそうです。そんな河童の姿やベンチでパソコンを操作する天狗についつい驚きの『いいね!』を押してしまうそう。
ふれあい下水道館
出典:http://www.city.kodaira.tokyo.jp/
東京都小平市にある博物館なのですが、スパイ映画のワンシーンのようだと、SNS上で男性からの『いいね!』が多かったようです。
タイヤ公園
出典:http://www.city.ota.tokyo.jp/
東京都大田区にある見渡す限り一面タイヤで作られた公園に、思わずちょっと笑っちゃうビジュアルのオブジェが話題に。タイヤの再利用というエコロジーの観点から外国人観光客からの反響もあり、『いいね!』数が上がったそうです。
有名なあの場面が
江川海岸
- 旅行読売 2017年1月号
Fujisan.co.jpより
千葉県にあるこの海岸は、一生に一度は見たい世界の絶景とされているボリビアの「ウユニ湖」に似た景色とSNSで話題になったことがきっかけで、連日現場には人が訪れる盛り上がりを見せているようです。
江戸東京たてもの園
東京都小金井市にあるこの場所は、「千と千尋の神隠し」に出てくる銭湯の様な建物が非日常的な空間だと話題になり、ここで着物を着てSNSにアップするということも流行っているそうです。
旅の思い出、日常の思い出、一瞬一瞬感じたものを世界中の人と共有できるって凄いですよね。『いいね!』を増やすには自分なりの視点を大切にするといいそうですよ。